角川文庫<br> 吉祥寺よろず怪事請負処 人待ちの庭

個数:1
紙書籍版価格
¥660
  • 電子書籍
  • Reader

角川文庫
吉祥寺よろず怪事請負処 人待ちの庭

  • 著者名:結城光流【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2017/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041054987

ファイル: /

内容説明

吉祥寺のガーデンショップに居候中の大学生・保。兄のような存在である庭師の啓介が、実はすご腕の陰陽師でもあると最近知ったが、それ以上詳しいことを教えてもらえないのが不満の種だ。
そんなある日、保と啓介は庭の手入れを依頼され、練馬の一軒家を訪れる。だが突然井戸から黒い煙のようなものが噴き出し『うそ…つき……』という女の声が。そしてさらに災いは連鎖していき──!? 
大ヒット作「少年陰陽師」の著者が贈る、現代の陰陽師ものがたり、第2弾! ここでしか読めない文庫書き下ろし掌編も収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

23
面白い❢ 凄腕陰陽師…啓介さんと、 鈍感だけど妖しいものに好かれる保くん。 啓介さんの弟のこの世の者とは思えないほどの美形のな弓弦くん(笑) 今回も、興味深くて少し不気味で 相変わらず保くんがいい感じに…鈍感です(笑) 続編が出ているので読むのが楽しみです。2023/04/10

21
さくさくと♪保さん、危ういですね。夜に爪を切ったらダメって、祖母に言われてました。その教えで、夜に爪が切れません…、洗脳に近いですが結果オーライです(^_−)−☆2021/03/08

すがやん

21
久世家と対立する謎坊主の登場や、保に近づく怪しいもの、水にまつわる因縁など、怖いことばかりが立て続けに起こってビビる保。連作短編というより、続きものという感じになって面白くなってきた。2019/09/05

一華

20
いよいよ真骨頂発揮!啓介の兄、一貴の死になにかしら関わりのある保、蘆屋道満を思わせる謎の坊主の登場などなど…「些細なことで生じた負の念は、いつか巡り巡って禍を連れてくる。自分のしたことは必ず自分に返ってくる、間違いなく」因果応報なる事象が散りばめられ、もう語り尽くせねほどの心に残る言葉(言霊)だらけの巻でした。……怪物とたたかう者は、みずからも怪物とならぬように心せよ。汝が久しく深淵を見入るとき、深淵もまた汝を、見入るのである……2018/03/12

きょん

20
ムシや祟り神の描写が本当に恐ろしい。保くんと久世家長男との関係も何かしらありそう。そして、久世家と敵対する勢力も登場して今後の展開が楽しみ。2017/10/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12251402
  • ご注意事項