講談社現代新書<br> ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ

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講談社現代新書
ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ

  • 著者名:イリーナ・メジューエワ【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 特価 ¥632(本体¥575)
  • 講談社(2017/09発売)
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  • ISBN:9784062884464

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内容説明

世界最高峰、ロシアピアニズムの伝統を引き継ぐ現役女性ピアニストが、代表的なピアノの名曲を平易に解説。プロにしかわからないユニークな視点が満載、この本を読めば音楽鑑賞の楽しみが倍増すること間違いなし。アマチュアピアニストへのヒントも一杯。全てのクラシック、ピアノ音楽ファンにお勧めです!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

109
ロシアのピアニストで日本を本拠地にしている筆者が編集者と家人の力を借りてのピアノの名曲についての随筆のような批評のような感じの本です。いままでのこのような本と違うことはかなり作曲家の楽譜を掲載して論じてくれていることです。バッハから始まり10名の作曲家の有名なピアノ作品についての知識が増えました。この方のCDを聴いてみたい気がします。2017/10/27

Isamash

30
日本を本拠地とするロシア出身のピアニスト・イリーナ・メジューエワによる2017年著作。彼女のセレクトした作曲家のピアノ代表曲に関して楽譜も掲載し詳細に分析されている。取り上げられたのはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ショパン、リスト、ムソルグスキー、ドビュッシー、ラヴェル。曲分析は専門的過ぎてついていけない部分が大であったが、作曲家の曲の本質的な部分を解説してくれて分かりやすかった。また、ロシアのピアニストの人気も語っていて、彼女も含めリストよりもショパンの人気が高いとか。2023/03/10

赤とんぼ

23
ピアニスト、メジューエワ氏が解説してくださるピアノ名曲の数々。楽譜がたくさんついていて、具体的に解説してくださるので、大変わかりやすく、面白かったです。メジューエワさんの、作曲家評が楽しくて、くすくすと笑ってしまいました。弾いたことのある曲では「そうなのよねえ~~!!」と納得したり「そんな考えもあるのか!」と目からうろこが落ちたり。ピアノを弾いている方に、おすすめしたい本です。2017/11/21

胆石の騒めき

19
(★★★★☆)著名な現役ピアニストによる楽曲解説。ここまで詳細にピアニスト自身が、具体的な曲について語っている本は貴重なのでは。プロならではの「聴きどころ、弾きどころ」が詰め込まれており、その全てを理解することは難しいが、音楽鑑賞の深みを増すのにとても役立つ。ただ、ポイントとなる部分の楽譜は併記されているとしても、理解するには楽譜全体を用意することが望ましいと思う。とても、そこまではできなかったけど…。著者自身がそうであるので、ロシア人ピアニストの特徴についてのコメントは面白い。続編がでないかな。2018/09/27

Totchang

13
私には本書に出てくる楽譜の数々を読むことができません。ヘ音記号の行にト音記号が出てくるなんてもうお手上げです。しかし演奏者がよく言う「楽譜を読み込む」ということがどういうことなのか、その片鱗に触れた気が致します。バッハのゴールドベルグ変奏曲、初めて全曲通しで聴きました。それぞれの変奏についての解説が短く適切でよくわかったような気にさせてもらいました。ピアノ曲をこんなに集中して聴いたのは初めてです。それにしてもロシア生まれのピアノ演奏家が、日本語でこの様な本を著したということに驚きを禁じえません。2021/03/08

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