講談社現代新書<br> ショパンの名曲 ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ2

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講談社現代新書
ショパンの名曲 ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ2

  • ISBN:9784065225431

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内容説明

ピアノファン、ショパンファン待望の1冊! 「エチュード」「バラード」「マズルカ」「ポロネーズ」・・・。世界最高峰、ロシアピアニズムの伝統を引き継ぐ女性ピアニストが、ショパン代表的な名曲を平易に解説。プロにしかわからないユニークな視点が満載、この本を読めば音楽鑑賞の楽しみが倍増すること間違いなし。アマチュアピアニストへのヒントも一杯。全てのクラシック、ピアノ音楽ファンにお勧めです!
著者は、作曲家は基本的に演奏家に親切だといいます。こうしてほしいということは、楽譜の何気ない指示にすべて書き込まれているからです。
プロの見方を知ることで、ピアノを弾く人にはもちろんのこと、ただ聴くのが好きなだけの人も、音楽鑑賞の楽しみがよりいっそう深まること間違いなしの1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takakomama

4
現役ピアニストがショパンの名曲を解説。ショパンは、私の大好きな作曲家のひとりです。お勧めの演奏をCDやユーチューブ、ナクソス・ミュージック・ライブラリーで聴きながら読みました。楽譜も掲載されているので、解説がよくわかります。著者の演奏会に行ったことがあります。音色や表現が豊かで、とても良かったです。2021/09/21

NyanNyanShinji

1
ピアノ奏者としてピアノを知り尽くした作曲家ショパン。彼のピアノ作品をロシアのピアニスト,メジューエワがピアニストの観点から語る。ソナタ、スケルツォ,夜想曲など全てのジャンルを網羅しつつもそれぞれのジャンルに2、3曲を絞り込み、ふんだんに譜例を交えてその曲の特徴をしゃぶり尽くす。繰り返しでスラーやペダリングの差異まで濃厚に示し,何故にその違いが出るのかを彼女なりに解釈。ショパンへの愛が全編に染み渡る力作だった。2024/01/04

Terry K

1
演奏家ならではの、音の一つ一つの意味や作曲家の指示の深遠さに対する敬意がこもった解説本で、ピアノ演奏しない読者としては、たぶん本書の面白さの半分も味わってないだろうなと感じながらの読書。それでもショパンという作曲家の偉大さと楽曲の聞きどころが伝わってくるので、それなりに楽しめた。コンサートで実際に聞くときに再読しようっと。2021/12/12

みかん

0
メジューエワ大先生、ものすごく柔らかい日本語を操る方でびっくりした。何度かマンデリシュタムの詩を引用しているあたり、ロシア人にとって詩が身近なものなのか、あるいはメジューエワが文学への造詣が深いのか。最後の最後に嬰ヘ長調の禁欲と官能の両立についてお話されててオタクは笑顔です2023/12/19

Tatsuo Ohtaka

0
現役ピアニストがショパンの名曲をジャンルごとに解説。合わせて代表曲については、聴きどころと弾きどころを譜例を交えながら説明して、好きな演奏も挙げてくれる。既刊「ピアノの名曲」からさらに深化した印象。いいね!2021/05/26

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