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内容説明
1989年6月24日、北海道・音臼村の小学校で、児童含む21人が毒殺された。逮捕されたのは、村の警察官だった佐野文吾。28年後、佐野の息子・田村心は、死刑判決を受けてなお一貫して無罪を主張する父親に冤罪の可能性を感じ、独自に調査を始める。事件現場を訪れた心は、突如発生した濃霧に包まれ、気付くと1989年にタイムスリップしていた。時空を超えて「真実」と対峙する、本格クライムサスペンス、開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
248
なんとなく僕だけがいない街みたいな雰囲気だなと思うが、こういう冤罪ものは辛いな。まだ読めてないけど64て小説もこの時期を扱ってるので読んでみたくなる。実の父が引き起こしたとされる事件の真相を追う息子の話し。タイムスリップして真相究明出来ればと思うことはよくあるが、現実にはできないので辛いことも多いな。2020/04/05
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
68
2020年1月ドラマ化の為読んでみたけどかなりの波乱万丈(¯―¯٥)2020/01/10
森林・米・畑
67
以前、日曜劇場ドラマで見て感動した作品。ドラマの放映は令和2年、物語は平成の世の中から過去へタイムスリップする。まさに昭和64年~平成元年。このドラマがきっかけで、昭和時代がものすごく遠い過去になってしまったイメージがある。過去と未来の行き来、過去の事象を変える(変わる)事が現在や未来にどう影響していくのかが楽しみな物語です。サスペンスなので怖さもあります。2022/06/17
exsoy
64
タイムスリップするとどうしても『僕だけがいない街』とダブる。大人勢が総じて怪しい…2020/01/21
JACK
29
☆ 1989年、北海道の音臼小学校で起こった21人無差別毒殺事件。容疑者は村の警察官、佐野文吾。彼は一貫して容疑を否認したが、世間は彼を犯人と断定していた。家族は殺人犯の家族として迫害される事になる。28年後、佐野の息子である心(しん)は、父の冤罪の可能性に気づく。心が事件の現場である音臼村に寄ると、突然周囲を濃い霧が包みこむ。気付くと彼は1989年の事件の直前にタイムスリップしていた。心は父が真犯人なのか調べる事にする。もし犯人ならば殺してでも食い止めなければならない…。なかなかの緊張感で楽しめました。2018/01/03