甘い水（下）

著者名：松本剛【漫画】/板垣久生【原案協力】

講談社（2017/09発売）

• ISBN：9784062836135

内容説明

青春漫画の名手・松本剛の傑作たちが、電子で甦る！　恋に落ちた少年と少女。しかし、明るみになった少女の秘密はあまりにも残酷だった。重い現実に押しつぶされそうになりながらも、必死に抗う二人の、儚い恋の行方は――？凍てつく大地、北海道に煌めく恋の物語、感動の下巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[コリエル]

十代の頃に読むと、無力感や怒りで頭をかきむしりたくなるような作品というのがある。ただ、年を重ねても心の柔らかい部分が無くなるわけではないのでやはりいつ読んだとしたって揺さぶられるものはある。20年ぐらい前にはこんな作品もいっぱいあったけれど、今は大時代的と思われて商業ベースでは発表されないのかもしれない。でもこういう物語はホントはいつだって心を突くんじゃないかと思うんだけどね。

2019/11/26

[i9p]

傑作。一昔前のヤンマガ的空気感の集大成というか。背景の入れ方がすさまじく叙情的で、それだけで引き込まれてしまう。あこがれるなあ。

2013/06/27

[本 読むぞう]

とてもせつない話です。作家さんが、生涯のうち、１、２度しか描けないタイプの物語だと思いました。

2013/05/30

[えだまめ]

痛く、しんどく、もう辞めて欲しい、だからこそ美しい。そして、車にペンキを塗りまくられるような存在にはなりたくない、と思った

2010/05/01

[kuu]

生きていれば必ず会えるって。

2013/09/24