甘い水（上）

著者名：松本剛【漫画】/板垣久生【原案協力】

講談社（2017/09発売）

• ISBN：9784062836128

内容説明

青春漫画の名手・松本剛の傑作たちが電子で甦る！　北海道、道東、秋。少年は、誰にも望まれぬ夢を抱き、少女は、誰にも語れぬ大きな秘密を、心の奥にしまいこんでいた。そして、そのまま二人は恋に落ちた。『君の名は。』の新海誠監督も絶賛した、美しくも儚い青春漫画の金字塔が、ついに電子で登場！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[コリエル]

2000年代初頭の作品だが、読み味的には90年代頃にありそうな作品。閉塞感のある田舎。家族も教師も何もかもが子供たちを押さえつけてくるように感じられる。夏生と眞千子それぞれの境遇は異なるが、惹かれ合えども様々なものに絡め取られて前向きな未来が見えてこない。そんな中で、反骨心を失わない自分の芯を持った大平になんだか救われる。

2019/11/26

[えだまめ]

この表紙になったことが、この作品自体にとっては幸福なことだったけど「松本剛という希有な作家を読者に知らしめる」ということからは、遠ざけてしまった

2010/05/01

思春期に出逢いたかった／出逢わなくてよかった。

2010/07/07

[つっちこ]

へこむ･･･