内容説明
蓮は、実家の本屋を継ぐべく仕事に励む書店員。ある日、職場にあった不思議な本を手にすると、異世界に連れて行かれてしまった! 帰る方法を調べてみたところ、この世界で人と深く関わって生活していれば、やがて帰れるという。人と関わるためにも何か仕事を始めようとする蓮のもとに、本屋を開店しないかという話が舞い込んだ。ちょうど本が買えないこの世界を嘆いていた彼女は、一から本屋を始めることを決意する! だけどスタッフの確保や製本方法など、課題は多くて……!? 本を愛する書店員の、異世界お仕事ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絳楸蘭
20
図書館があっても本屋がない世界なんて耐えられない!逆ハーかと思ったけど、ちょっと違うかも…?ただ本屋を開くのではなく、異世界に喚ばれた理由があるから、まだ続くよね。この雰囲気が好きだなぁって思う。さて、正体もわかったことだし次刊が楽しみだ!!2013/12/31
Koto
12
本屋の娘が突然異世界へ。図書館でしか本を読めない世界で、本屋を作るべく奔走するファンタジー。タイトルで選んだものだけど、マンガのようにさくっと楽しく読めました。作者も元書店員だけあってヒロインが語るのは並々ならぬ本屋への情熱。好きな本はやっぱり手元に置いておきたいもの、本屋はあるべきものよね。ヒーローはルーエン・ディーだと思うんだけど、脇役のキャラが立ちすぎて負けちゃってるかも?なぜかカエル推しなのも不思議な世界観だったなぁ(笑)2014/05/25
シュエパイ
10
なんてカエル推しな世界なんだろう(笑)本が売っていない世界かぁ、それは割と本気で心が死ぬなぁ……(サエズリ図書館の世界はある意味本当に怖かった)。龍が出てくるとか、司書さんとの関係がどう変わるのかとか、そんな話に時間を割くよりも、初めて本屋さんに触れた世界の人々の心の変わりようの方が、もっと描いてほしい感じなのです2014/03/29
さぁちぃ(積読本消化中…)
10
タイトルとあらすじに惹かれて購入。思ってたのとは違ってたけど、主人公の本が好きって気持ちが伝わってくるし、共感できる!本がない世界とか本当に考えられないし(笑)伏線回収されないまま終わったから続き楽しみです。2014/02/07
mame_maki
9
★★★・・・題名に『本屋さん』ってつくとね…ついついね。ひとまず本屋さん完成。白騎士さんの謎はこれからかな。2017/09/07