実業之日本社文庫<br> 彩菊あやかし算法帖

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実業之日本社文庫
彩菊あやかし算法帖

  • 著者名:青柳碧人
  • 価格 ¥613(本体¥558)
  • 実業之日本社(2017/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408553702

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内容説明

算法大好き少女が一癖ある妖怪たちと対決! 常陸国牛敷藩の下級藩士の娘・車井彩菊は算法が大好きで、寺子屋で教えている。藩内のある村では、妖怪「賽目童子」への生贄として若い娘をひとり捧げていた。村人に乞われ、彩菊は妖怪とサイコロ勝負をするが……(第一話)。大人気「浜村渚の計算ノート」シリーズの著者が贈る、数学の知識がなくても夢中になれる新感覚「数学×時代」ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

239
村人を恐れさせる妖怪。到底太刀打ちできない村人は若き女性を生け贄に捧げたりして我慢をし続けることしかできない。乞われ立ちはだかるのが、寺子屋で算法を教える少女彩菊!妖どもの課す難問をバッサバッサと解き明かし村人の窮地を救う。江戸時代の数学パズル的必殺仕事人(?) と、ネタはとても面白そうな素材です!ライトで読みやすいし···。問題もそれぞれ興味そそるし···。でも、キャラが薄いのかな、平易な展開に少し残念な読後感。帯の『面白さぶっ飛び!』はちょい大袈裟かな。素材を如何に調理しうるか今後に期待します‼️🙇2019/04/11

hnzwd

41
浜村渚に続く新シリーズ?数学好きは相変わらずで、数学を使って妖怪と闘うのは可愛い。。当時の数学以上に突っ込んだ内容が多く、渚ちゃんのタイムスリップものがくるのを予感させました。2017/09/24

coco夏ko10角

26
時代もの・妖ものということで手に取らずにいたけど、数学に惹かれて読んでみたらけっこう面白かった。この雰囲気は現代が舞台だったら出せないだろうし。今度続編も読んでみよう。2020/10/19

ひさか

24
月刊J-novel2013年11月号彩菊と賽目童子、2014年7月号彩菊と赤い亡霊、10月号彩菊と呪われた千手観音、2015年1月号彩菊と一千八十九稲荷、4月号彩菊と逢魔が手毬唄、7月号彩菊と死神絵草紙、の6つの連作短編を2015年10月実業之日本社刊。2017年8月実業之日本社文庫化。シリーズ1作目。数学問題をうまく使ったあやかしストーリーは工夫があって楽しい。数学的なしばりに従うあやかしが笑えます。彩菊の人となりも面白い。連作でよくアイデアが続くなぁと感心します。続編に進みます。2024/02/16

ホシナーたかはし

18
旅先・富山で大雨に遭い途方に暮れた時、ホテル近くの本屋にて購入、読みながらメモ書きしながら考え、時間はあっという間に経つし、いろんな意味で助かりました。算数数学嫌いな人を、好きにさせるとか押し付けがましいものではなく、あくまで「興味を持たせる」なぞなぞもの。今まで読んだ酷い数学ラノベが見習ってほしい秀作。でも次回は、彩菊と半三郎のラヴでギュンギュンくる展開をもっと出して欲しいです。2017/08/29

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