河出文庫<br> ゼロの日に叫ぶ 戦力外捜査官

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河出文庫
ゼロの日に叫ぶ 戦力外捜査官

  • 著者名:似鳥鶏【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 河出書房新社(2017/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309415604

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内容説明

都内の暴力団が何者かに殲滅され、偶然居合わせた刑事二人も重傷を負う事件が発生。警視庁の威信をかけた捜査が進む裏で、東京中をパニックに陥れる計画が進められていた――人気シリーズ第三弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゆ

67
めーーっちゃ面白かった~ヽ(^o^)丿 戦力外第3弾。今回は出だしからハードボイルド。海月ちゃんのドジっ子シーンは健在ですが、それを上回るハードな事件。そして無法地帯と化す東京!似鳥版ヤシマ作戦に(*゚∀゚)=3ムッハー 日本人なめんなよ! ラストの犯人との対峙、攻防戦は映画みたいでした。大満足('∇^d)☆!!2025/06/04

ユメ

42
このシリーズが扱う犯罪は苛酷で、甘いハッピーエンドも安易な勧善懲悪も用意されていない。犯人が闇に堕ちた理由を知ってしまえばやるせなくなる。それでも私は、有事の際に群衆が見せる行動に一抹の希望を見出す。ヒーローになりたいと願うのはエゴだ。でも、そのエゴが人を救うことがある。だから人間は醜く美しい。しかし、本書は単なる人間讃歌でもない。傍観者心理という言葉は私たちの心に重くのしかかり、正義感を鋭く問う。これだけのストーリーをキャラ設定によって軽やかさも失わずに読ませるのだから、似鳥さんには敬服するほかない。2018/01/06

coco夏ko10角

28
シリーズ第3弾。今回の事件も大きいなぁ。設楽さんの負傷っぷり大丈夫なのか…。名無しさんすごすぎる。魅力的なキャラが多くて楽しい、今回登場した監察医の出良さんもいいキャラしてる。出良さんの雑感を基にして捜査をすすめるスピンオフ短編集があったら面白そう。シリーズ色々つながってるみたいだし次巻も早めに読みたい。2019/05/14

TAMA

27
2017年90冊目。登録1960冊目。切の良いところで久しぶりの戦力外捜査官第3弾。交錯する事件が一つにまとまっていく流れは面白かった。次に繋がるキャラの登場で、今後の展開にも期待。アクションシーンが多いので、映像向きでもあるなぁ、と。2017/10/09

hydrangea

25
事件の背景の重さが、正義とは何かという難しい問いを投げかけています。自分がもしその立場で、かつ名無しのような存在がいたとして、闇に堕ちない意識を保つことができるのかどうか。今作もコミカルな表紙とは相反するハードな内容で愉しめる一冊だと思います。2020/05/06

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