内容説明
捜査一課の凸凹コンビがふたたび登場!新興宗教団体がたくらむ“ハルマゲドン”。妹を人質にとられた設楽と海月は、最悪のテロを防ぐことができるのか!?連ドラ化された人気シリーズ第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゆ
70
シリーズ2作目。今度のお題はカルト教団のテロ事件。相変わらずの海月のドジっ子からの切れ者豹変ぶりと振り回される設楽君の満身創痍ぶりが楽しい。今回も戦力外捜査官として隠密・潜入捜査に当たる二人ですが、陰で糸を引く越前刑事部長には新たな改革構想が!彼の野望はどこまで膨らむのか次巻楽しみです(o^^o)2024/05/29
えんちゃん
62
シリーズ② これまたすごく面白かった!メガネ美少女警部・海月とイケメン刑事・設楽はカルト教団の無差別テロを阻止できるのか。妹が入信してしまう件が妙にリアル。誰でも陥る可能性があるんだなあと勉強になった。新興宗教というシリアスな問題、緊迫した捜査場面、スピード感溢れる展開に加え、似鳥さんの細かいボケが良い味出していて、ノンストップでどんど読めちゃう。似鳥さんのあとがきも安定の意味不明さがとても楽しかった。2023/06/02
hnzwd
62
シリーズ第二段。似鳥鶏の作品の中でもひときわ主人公のキャラクターと事件内容にギャップがあるシリーズ。今回は信仰宗教団体の無差別テロを止めるために、宗教団体の施設に潜入って。。どんでん返しは少なめなので、ミステリってよりは警察小説??あとがきは相変わらずの熱量でした。作品が重い時ほどあとがきが凄い気がするのは、中和しようとしてるんでしょうか。2017/07/11
NADIA
61
面白かった!! 新興宗教がテーマで少しえげつない場面もあったが、それでも軽快さが勝っていた。公安と警察がいい感じで協力している話って珍しいね。ドラマで放送されていたのか~。知らなかった。観たかったな(^^) このシリーズも読み続けてみようと思う。2017/08/21
猿吉君
59
戦力外2作目、苦手な新興宗教ものですがスケールが大きくて楽しめました。①最初からかましてくれる海月警部、ギャグ担当としてしっかり働いてます。②設楽刑事が悲惨な目に遭うのもだんだん酷くなってます、最後もボカスカ。③身内が宗教にはまるとホントろくな事ない。④名も無き人々の活躍、感動しました!⑤ご贔屓の麻生刑事も後半大活躍、設楽君とくっついて欲しいな。点数80/100→本格推理というよりも警察小説の方に振ってきてますが面白いので問題なし、一生出世出来ない設楽刑事が可哀想ですが続編読みます。2025/05/13