GA文庫<br> 異世界ギルド飯 ~暗黒邪龍とカツカレー~

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GA文庫
異世界ギルド飯 ~暗黒邪龍とカツカレー~

  • ISBN:9784797393279

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内容説明

「お待ちどう。豚の生姜焼き定食だ」
異世界にある冒険者ギルドの地下。そこには、絶品料理を出すと評判の食堂が、突如出現するらしい。
魔王を鎮めるカレー、皇帝の決定を覆す肉料理、魔術師が驚く酒の肴、若き英雄を導く賄い飯、乙女の純愛を叶えるデザートなど、お客が口にするのは不可思議な料理ばかり……。
「その反応を見たかったんだよ俺は」
現代日本の調理技術を持つ店主が、築地市場より直送(?)された、極上の食材から作る一皿で、チートキャラたちの味覚と心を虜にする!?
WEB小説投稿サイトで連載中!! 日本食文化の偉大さを教えてくれる、心温まる系スローライフ料理無双譚。書き下ろしも付けて、いま開店!!  ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

48
異世界のギルドの地下に存在する定食屋。魔王を虜にするカツカレー、伝説の魔導士の舌を唸らせる甘辛い豚の生姜焼き、貴族令嬢が心奪われたミルクの美味しさが凝縮されたアイスクリーム等、その店は異世界の人々を胃袋を掴んで離さない未知のご馳走の宝庫で……。店主のカツカレーに魅せられて以降人類殲滅を無期限休業にした竜の魔王の少女・コーネリアと、彼女をウェイトレスに雇い極上の料理を提供し続ける店主のやりとりが微笑ましく、料理を通して無自覚の内に国王やら世界最強の剣士等といった頼もしすぎるパイプを作っている店主が凄い。2018/06/05

瀧ながれ

25
類似の店舗が二三浮かぶので、ほとんど脳内てそれらとの比較をしながらの読書となった。料理の味や店主の人柄ではいい勝負なので、あとはウェイトレスにしてヒロインの好感度しだいかな。キライじゃないけど、いささか香辛料が効きすぎの彼女なんだよな。しかもお強いのになんだか残念風味…。苦手な味は見当たらないので、おいしく読了いたしました。魔剣を手にしてちょっぴり天狗になっちゃった若者を、ラチ外のオトナたちが囲むエピソードが、なかなか好きです。腕に覚えがある若者は、魔剣より相手の力量を計る眼力を手にいれないとね。2017/09/17

しまふくろう

21
表紙が可愛くて購入。挿絵も良かった。 物語は異世界のギルドで現代世界の食堂を経営する話。えーと、ちょっとこれはギブアップ。作品は何も悪くないんだけれど、店主と魔王のキャラがどうしても受けつけなくて駄目だった。 個人的な読後感は、異世界食堂と異世界居酒屋のぶを足して割った感じ、というのが一番近かった。2020/03/07

ラノベの王女様

13
冒険者ギルド地下にある食堂が舞台の、出自も職業も様々な人物たちの目線で綴られる物語。―――席に付けば、みんな同じ。この食堂では、いろんな事が起こる。ある時は神話の時代から生きる魔王がカレーで懐柔され、またある時は師匠と弟子の感動の再会を見届ける。焼肉が獣人との和平交渉のきっかけになったかと思えば、傲慢不遜な放蕩王子が心を入れ替えたり、没落貴族が新たな恋を始めたりする。この名も無き定食屋を訪れれば、普段の生活では決して知ることのできない人間模様を見せてくれる。今度はどんな客が来店するのか。次巻も楽しみだわ。2017/09/14

真白優樹

11
ある異世界のギルドの地下、秘密の店で物語が繰り広げられる物語。―――同じ料理を食べたのならば皆仲間、料理は心を解いてゆく。店主の作る料理が導くのは世界の行方か、否、お客様の笑顔である。一皿の料理が変化を導き、食堂に集う人々の物語を新たな方向へと誘い送り出すこの物語は、料理を切っ掛けに私達の心にも温かく、そして様々な味を含んだ風が届けられる、心の不純物が取り除かれ、まるで純粋なスープのように澄んでいく物語である。心温まるこの食堂、今度はどんな物語を見守り、先導者となっていくのか。次巻も楽しみである。 2017/09/18

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