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内容説明
【その日、少年は運命の渦に飲み込まれた。】
平穏に生きたい。それが中学生・鬼怒川倹人の望む事だった。しかし彼の日常は突如終わりを告げた。謎の美女・翠穂に、生き別れの父が残した莫大な遺産の存在を告げられたことで。託されしは、“一兆円”と不可思議な“コレクション”の存在。「スプリガン」「死がふたりを分かつまで」原作・たかしげ宙と新鋭・六本順のタッグで贈る、衝撃のダークファンタジー開幕!!
(C)2017 Hiroshi Takashige (C)2017 Jun Rokumoto
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
20
KindleUnlimitedで。実父から継承した莫大な遺産と何でもありなかんがするオーパーツてきな存在達。今の所巻き込まれているだけな感じがしますが、中学生とかいう以前にこんな問題に巻き込まれても冷静な主人公も頭おかしいだろうと。2023/04/27
瀧ながれ
18
突然、多額の遺産と人ならぬ者たちが暮らす屋敷を継ぐことになった中学生は、激しい戦いや破壊に巻き込まれていく。ドンパチや流血シーンが多いのだけど(まあ、原作がたかしげ宙氏なので)、主人公の金銭感覚や主人公とゴーレムたちの交流らしきもの、後半の少女とでかい犬との関係など、ほのぼのする場面も本気で、つまりすごく両極端な話なんだな。どっちも手抜きなくおもしろいです。主人公が信頼する人物が、生首ぶらさげて笑うところでこの巻が終わるのも、なかなか容赦ないです。2018/03/26
紫雲寺 篝
6
中学生鬼怒川倹人。実の父石蕗時光の死により一兆円の相続権を得た倹人のもとに現れたのは美女翠穂(みほ)だった。しかしこの美女のもたらした厄介毎は一兆円の相続なんていう生易しいものではなかった。翠穂は強化人間(ブーステッドマン)で、他にも生体兵器や異形の存在の者共が父の屋敷には眠っていたのだ。済し崩し的に彼・彼女らの主人になる事を承諾した倹人は、命を狙われつつ段々と異形の者共に関わって行く事になる。その特別な異物──「遮光された側(ブラインドサイド)」の事態に巻き込まれた倹人は波乱の道を進み始める事になる!!2017/09/16
コリエル
5
倹約家な中学生の少年が、会ったこともない実の父親から莫大な「遺産」を継承することになる話。たかしげ原作でオーパーツがどうのとかいうとスプリガンでも出てきそうな気がしてくるな。何でもありなぶん、何が描きたいのかのフックに欠ける気もした。2017/10/10
でーたべーす
3
疑似家族+バトルもの。大変好みでございます2017/10/03
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