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内容説明
金田の娘・富子と寒月の結婚話はけっきょくなくなります。寒月は故郷で結婚し、富子は先生の教え子で実業家の多々良と婚約。いっぽうで金田にうそのラブレターを書いたという中学生が訪ねてきて、先生の頭はごちゃごちゃに。 そんなことがあった夜、みんなが引き揚げた後、猫は飲み残しのビールを飲んでみたのでした。すると足元がふらふらして・・・・・・。<小学上級から すべての漢字にふりがなつき>*電子版にイラストは入っていません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろくしたん
2
なぜか下巻から。思ったより猫目線というわけでもない。結構人間っぽい猫だなあ。運動について書いてあるのが興味深い。熊谷守一かよ。人間模様を描くのがうまいというか、なんか面倒くさい。吾輩は猫であるって、こういうことか。一気に読むのはおそらく不可能。2021/02/11
kotaro
1
★★★★★★★★☆☆2021/07/04
kotaro
1
★★★★★★★★☆☆2021/04/01
かず
0
漱石の教師生活が思い起こされて、興味深い。ラストはちょっと可哀想だ。2022/03/24
くろすけ
0
登場人物たちの会話が面白い。世界中の文学や哲学、歴史上の人物の話題がサラリと語られる。洒落ているだけでなく、最後は人間の物悲しさを感じる。猫の結末も寂しいのだが、読後の余韻はあたたかく感じる。2019/07/09