- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
これは、いずれ戦いに赴く艦娘の、ひと時の幸せを紡ぐ物語――。
重巡洋艦・熊野が着任したのは、深海棲艦のいない特殊な海域。緊張感のない空気に染まってしまった鈴谷の姿に、熊野は苛立ちを隠せない。だが、この鎮守府は、特殊な使命を与えられていて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
18
ひと休みしてまた旅立ってくのか…常に戦ってるより辛いぞこれ2014/12/30
仔羊
5
鈴谷と着任したばかりの熊野がメインのほのぼの物語。ただし、暗い部分もあって読み終わったときはやや暗めな印象を受けました。だけど、鈴熊!(この一言に尽きる)他のキャラも多く登場し二人だけの物語という感じではありませんでしたが、キャラの設定をしっかりと使ったまま(大和は例外)でとても良かったです。画作と共に設定と史実のを反映するためにしっかりと練り込んだ作品であると思います。お風呂回はありがとうごさいました。あのシーンの摩耶がモブにしか見えない。アンテナがないと…ねぇ?2014/12/20
ライクロフト
4
再読。鈴熊がきっかけで艦これ始めた私にとっては尊すぎるこのシリーズ。絵柄もストーリーも好みでよかった。「いつ静」や「陽抜」も好きだけど、この作品は公式同人っぽい所が好き。影吉さんの回顧録も好き。ところで、どうして鎮守府文化祭ではなく艦娘文化祭なのだろう…2017/10/28
袖崎いたる
4
お互いを戯れさせることでキャラ同士の差異を披歴させることが目的なのであろうキャラ消費本。『艦これ』の派生漫画において提督をまったくと言っていい程に登場させないことが、ぼくには腑に落とせない。目玉商品としての艦娘ヒロイン達は、異性である提督という中心から眺められた方がより読者が求める消費の形になるのではないかと思えるのだが…。が、擁護もできる。『艦これ』の展開が商業よりも同人でのそれを見越しているとすれば、艦娘同士での戯れを表示する本書の如き本は、同人活動における良きキャラカタログになるのではないだろうか。2015/07/23
うさみP
4
登録忘れ。人であり艦でもある艦娘たち。戦いそして万が一轟沈を宿命づけられているからこその止まり木鎮守府なのかな。百合全開の鈴熊メイン化と思いきやそんなわけではなく、二人を語り手として他作品では余り目立たない利根型や阿賀野型、阿武隈などの他艦娘にスポットを当てる流れ。ゆるゆる日常かと思いきや、読み進めるうち感じる戦火の影。回顧録の絵柄がどこかで見たことあると思ったら、鈴熊ズキーの影吉氏でしたか。2015/04/22