内容説明
やれやれ、子供【美少女】の世話くらい大したことはない。
ひとつ屋根の下、ネバーランド・ハーレムファンタジー、開院！
「小説家になろう」日間・週間・月間１位作品が遂に書籍化！
書き下ろし番外編も収録！
【あらすじ】
ワルムズ王国へ突如召喚された俺様高校生・マサツグ。
早速チート能力を覚醒させた彼は無双ぶりを炸裂するが、王に命じられたのは荒れ果てた孤児院の経営だった！
おまけに前院長の借金回収を目論む輩に狙われるばかりか、集まってくるのは残念な美少女たちばかり。
門限破り上等のエルフに、一人じゃ眠れない猫人族、我儘放題の精霊など、面倒事は尽きない。
元々、偉そうなだけでクラスカースト底辺な彼に一体どうしろと？
頼りは最強の異能と行く宛のない不遇な仲間のみ!?
今、はぐれ者たちの居場所を賭けた、波乱の毎日が幕を開ける！
これは後に最強の孤児院長として名を馳せる〝マサツグ様〟の壮大かつ華麗なる英雄伝【サーガ】である。
著者について
●初枝れんげ（ハツエダ レンゲ）
京都生まれの京都育ち。大学で働くサラリーマンです。
傷ついた心を執筆活動で癒す三文小説家。
そろそろ婚活せねば未来がやばいアラサー男子でもあります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひのえ
9
一億年に一人いるかいないかの神スキル『守る』で保証されるマサツグ様の品質は今さら語ることを必要としない。清々しいまでの突き抜け具合は高評価に値する。やれやれとツンデレが歪んだ人格を得たある種テンプレ主人公のマサツグ様と、個性的な気がしてくるテンプレに近いデジャブ神輿担ぎヒロインたち。よいしょも限度を知らずば、もはやこの世界の人らは何を知っているのかと疑問を抱かずにはいられない。脳を空っぽにすれば、誰でも楽しめるだろうが、そうした手段を選べば本書を閉じた際に胸焼けに似た変な感情に苦しむことは避けられない。2017/08/19
524
6
☆2 【ご主人様すごいです】異世界に飛ばされた主人公がチートスキルで孤児院を切り盛りする異世界転移モノ。すごく鬱屈した導入から始まってめちゃくちゃ陰湿な感じで進むと思ったら中盤以降はただの無双になってる。そのくせやれやれ主人公を悪い方向に拗らせすぎて、主人公には人間性というかキャラの軸というものがこれっぽっちも感じられず、魅力が全然ない。ここまで気持ち悪い人物をよくも描けたもんだ。いろいろ噂には聞いていたが予想もしない方向ですごい作品だった。【お気に入りキャラ：なし】2017/08/24
ラノベの王女様
6
異世界に召喚されたクラスカースト底辺の俺様高校生マサツグが、不遇な美少女たちと一緒に居場所を掛けて戦う壮大かつ華麗なる物語。―――マサツグ様 ああマサツグ様 マサツグ様。あの問題作が、待望の書籍化。ウェブ版からはかなり毒が薄まってて、傲慢不遜の権化だったマサツグはぶっきらぼうだけど何だかんだで面倒見のいいツンデレに、おしとやかだった王女のエリンは盗賊としか思えない荒々しい口調になりまるで別人。良くも悪くも原作との違いを味わえる一冊に。ミヤモトとトリタは今後出てくるのかしら。次巻も楽しみだわ。2017/08/09
真白優樹
5
異世界に転移した俺様系高校生な少年が、王に孤児院の経営を命じられ始まる物語。―――ここに集うは、大切な家族達。奇をてらわぬ直球ななろう系の物語であり、何か一味足りぬ感覚を覚える。が、ヒロイン達は中々に個性的な面々が揃っており、未だ始まったばかりという面もあり、流れを整え強烈に感じる程の味を増やせばもっと面白くなるのではないかという予感を感じさせるので、個人的には期待したい作品である。何だかんだ気のいい少年は、これからも孤児院を守っていく事は出来るのか。賑やかな日々の行方とは。 次巻も楽しみである。2017/08/31
菊地
3
ツンデレ♂が孤児院の院長をやって幼女に好かれる話。2017/09/06
