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内容説明
飴菓子(あめがし)の人工栽培を試み、騒ぎを起こした研究者は、かつて糸巻(いとまき)を救った赤根(あかね)博士だった。覚悟を決めた糸巻は、研究施設にいた飴菓子を連れ、飴菓子が生まれる「谷」へと向かう。しかし探索を続けるうち、助手の飴菓子・みどりの身体にヒビが入り――! “本能”から抜け出した二人の悲しくも幸せな愛の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ako
12
最終巻。助手みどりとして特別な存在だった事は本当に嬉しかったし誇らしかったけど、飴菓子としての幸せをも望んでいた。それをすべて理解した糸巻き。みどりの笑顔が幸せそうで、でもお別れが悲しくて… 綺麗で切なくて幸せな物語でした。2017/09/14
ぽっぽママ
10
みどりは健気で可愛いし糸巻くんの気持ちもわからなくもない。でも「私を食べて」というシチュエーションは生理的に受け入れがたいのです。2018/05/11
うさぎや
7
きっと毒はなかったんだと信じたい。2017/08/09
わち ⊱^>ω<^⊰ฅ
4
ある意味、1巻での自分の感想は正しかった…? たしかに、この形が二人の幸になったと思う。 愛ですなぁ。2020/01/18
幸音
3
最終巻。糸巻の助手として奔走する姿がいじらしく健気なみどりが好きなので、あのシーンは涙なしで読めなかった。食べられる飴菓子と食べる古狼。糸巻と彼の愛した飴菓子の物語である1巻が素晴らしいと思ってたけど、みどりに焦点が当てられた最終巻も良かった。2017/08/18