電気自動車工学(第2版) - EV設計とシステムインテグレーションの基礎

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電気自動車工学(第2版) - EV設計とシステムインテグレーションの基礎

  • ISBN:9784627743120

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内容説明

電気自動車(EV)開発の第一線の技術者たちによる,EV設計のためのシステムインテグレーションの入門書!

世界的に広がる燃費規制,排ガス規制の強化を受け,エコカーの本命としてEVへの期待はますます高まっています.

従来のエンジン車にない設計自由度をもつEV開発では,これまでとはまったく異なる考え方や異分野間のエンジニアの連携が求められます.EVの設計,開発,製造に携わるすべてのエンジニアに向けて,EVを支える主要な技術を体系化し,それらの設計の勘所をわかりやすく解説します.

第2版では,近年の状況を反映した加筆と,さらなる補足説明を加えて内容をブラッシュアップしました.

目次

第0章 電気自動車の歴史と将来展望
第1章 電気自動車のアーキテクチャ設計
第2章 電気自動車の構造
第3章 電気自動車の機能
第4章 駆動モータ
第5章 モータコントロール
第6章 電力変換
第7章 蓄電デバイス
第8章 バッテリマネジメントと電池の寿命

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YUJIRO

1
自動車設計の流れ、モーター制御、バッテリマネジメント等が説明される。本書単独で各分野について学ぼうとすると大変だが、各分野それぞれに関して別で学んでから改めて本書に立ち返ると、各分野とも非常に分かりやすく簡潔にまとめられていると思った。2021/02/26

YUJIRO

1
電気自動車の設計に携わるエンジニアが理解しておいた方がよい分野(駆動系・蓄電系)を解説。この本で外観と必要になる知識をつかみ、各論は別途その分野の参考書に当たるとよさそう。2021/02/05

Haruki

1
廣田先生シリーズその2。スペックとしての車速ー駆動力(モーターの回転速度-トルク特性)の設計のための、各抵抗(空気、転がり、加速、勾配)情報の表式を示し、必要なモーター諸元を計算できるようにする。その後は、モーター構成、モーター制御、チョッパ、インバーター、蓄電デバイス、BMS(バッテリマネジメントシステム)の概論的にまとめており、構成のキーとなる性能面、指標などに親しむことが可能。モーターの動的な制御がカギであり、パワーとトルク管理ができるように、電流、電圧、位相の制御をベクトル制御して動的に理解する。2021/01/03

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