内容説明
異世界に転生した勇翔は、魔導少女になった双剣とともに入学した魔法学校の代表として魔闘会を勝ち進む。次に対戦する学校は、火山の真上に浮くイグニフェール魔法学院。その火山にある温泉には様々な魔法的効能があると聞き、みんなで調べて回るが、性別が入れ替わったり服が消滅したりと変なことばかり起きて大騒ぎになる。そんなとき、勇翔を訪ねてきた男が「オレも《人体生成》が使える」と言い出して、陽奈と月華の正体がバレるかもしれない状況に!? 混浴だからって喜んでばかりはいられない、異世界魔法学園ライフ第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
不以
5
そこをさらっと許していいんだろうかとか一緒にまとめて解決するにしても無茶なとか思うが、まあしゃーなし。トンデモ温泉巡りと、貞操観念・文化レベルの違いというかゆるゆる感に面白みがあった。2017/08/03
真白優樹
4
火山の上に浮かぶ学院で、もう一人の人体生成の使い手と出会う今巻。―――仇の本当の目的、そして自らが選ぶ道。火山が関係する温泉で騒ぎに巻き込まれる中、仇と出会い予想外の展開になる今巻。そんな今巻は決戦まで一気に流れ込み、その先に予想外の流れになる中で勇翔が自らの道を選び、恋心に決着がつく巻となっている。故郷に戻った先に待つのは寂寥。再会の先に待つのは、どちらの世界でも茨の道。認知されぬ地球か、戦いの待つ異世界か。でもきっと、勇翔の側に忠義を誓う二人の少女がいればきっと何とかなる。 うん、面白かった。2017/07/28
加賀ますず
3
超展開そして急展開!現世で自分を殺した男の目的とは…。打切り感溢れる最終巻。個人的にバトルと日常パートのバランスが丁度よく、イラストも綺麗でゆったり楽しめる作品だっただけに哀しい…。作者なりに張っていた伏線を全て回収してなんとか話を美しくまとめようとする心意気が一文一文から透けてくる。次回作涙目待機。2018/06/27
林檎飴
1
1巻で魔法禁止と魔法封印がわかりづらいという趣旨の発言を主人公にさせていたにもかかわらず、この巻で作者自身が魔法禁止と魔法封印をあべこべに使っています。 素人の自分が一度読んだだけで気づくことです、せめて担当編集は気づいて指摘するべきではないのでしょうか?2020/02/08