内容説明
刑法総論分野の重要30判例を厳選!裁判所は事件の事実関係をどのように把握して、それに対してどのような判断枠組みを設定して、紛争解決へと導いたのか。事実関係、判決文の精密な把握をとおして、判例の的確な理解へと導く判例演習教材!
目次
構成要件該当性(被害者の行為の介入と因果関係―高速道路進入事件;方法の錯誤―新宿びょう打銃事件 ほか)
違法性阻却事由(侵害の予期と急迫性;自招侵害―ラリアット事件 ほか)
責任阻却事由(原因において自由な行為―酒酔い運転事件;違法性の意識の可能性―百円札模造事件)
未遂犯(実行の着手(1)―クロロホルム事件
実行の着手(2)―訪問予告事件 ほか)
共犯(被害者の行為を利用した間接正犯;黙示の意思連絡による共謀共同正犯―スワット事件 ほか)
罪数(包括一罪)
著者等紹介
成瀬幸典[ナルセユキノリ]
東北大学大学院法学研究科教授
安田拓人[ヤスダタクト]
京都大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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