内容説明
おいでよ！ “モン娘”ワールド!! 季節はめぐるも医師グレンの人外診察は通常運転。ラミア族のサーフェの治療で口に指を突っ込んで喘(あえ)がせたり、スキュラ族のクトゥリフ師匠には触手攻めされたり…。 そんなある日、メロウ水路街の記念式典で議会代表たるドラゴン娘のスカディが倒れる事件が発生。原因不明の腫瘍(しゅよう)が心臓にできており、一刻を争う状況だがその切除は困難を極める。 グレンは手術用の特別な道具をサイクロプス族の卑屈少女・メメに依頼し、さらには意外な人物を新たな外科医として抜擢(ばってき)。 かくして竜の街、リンド・ヴルムを揺るがす世紀のドラゴン大手術が始まる――。 最強タッグがフェチ感満載で贈る“モン娘”診察奮闘記、第3弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
20
★★★★☆ 今までの話の中で一番面白かった。グレンに対して嫉妬を覚えながらもそんな自分に自己嫌悪してその気持ちに蓋をするサーフェ、自らでも御しきれない悪癖に振り回されながらもそんな彼女を受け入れてくれる友人を見つけ、また初めて恋というものを知ったアラーニャ、自らの寿命に区切りをつけながらももう少しこの世界を見守る事を決めたスカディ。それぞれがそれぞれの思いに芽生える中、グレンを取り巻く関係は大きく変わることになって…個人的にアラーニャとサーフェで迷うけどサーフェ推しかな〜2019/11/22
真白優樹
8
相変わらずの日常を送る中、医師としての師匠に再会する中、突然倒れた議会代表の大手術に挑む今巻。―――何としてでも、助けたい、だから。新たなモン娘も登場、更に今まで登場のモン娘達も多数登場のある意味お祭り騒ぎとなる今巻は、今まで一番困難な治療へと、様々な者達の力を借りて挑んでいく巻となっており、師匠を前にグレンが、成長を見せつける巻となっている。確かに見せた成長の証、そんな彼に恋したドラゴン娘。だがその裏、摘出された害悪は静かに何処かへと動き出す。果たしてこの先の物語は何処へ。 次巻も楽しみである。2017/06/27
ナオフミ
7
一人の頑張り屋の女を救う今回のお話、恋であったり命であったり、生き方について今回はいろいろ考えさせられました。少しシリアスにかつオチは最高に！自分の直感に狂いはなかった！2020/07/21
天涯
6
今回はドラゴン娘の難病治療。サイクロプス娘登場。名前は出ていたスキュラの師匠も登場。治療のため、皆が一致団結して解決に動いていく様は読んでいて心地好かった。今までに出てきたキャラもしっかりと登場。分かってはいたがドラゴン娘の可愛さは抜群。しかし一押しは変わらずサーフェ。コミカライズ企画進行中ということで、期待して待つ。次巻にも期待。2017/06/23
尚侍
5
とっても面白かった。作品の性格上新キャラが登場し続けることで物語が進行するのが基本なのですが、今回はそういう意味では閑話休題的な内容で既存のキャラだけで回していく話でしたが、これが実によかったです。こういう話があるとキャラの掘り下げができるので読者側のキャラへの理解度が深まるし、前回までの話も思い出しやすくなるので個人的に大歓迎の展開でした。とは言え顔出し程度で終わってしまったキャラもいるので、今後は新規キャラも登場させつつ既存のキャラへの目配りも欠かさないでほしいですね。2017/07/05
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