内容説明
新世紀最初の日食。世界中の人々が黒い太陽から放たれるフレアに見とれていたそのとき、巨大地震が太平洋全域を襲う。
中部太平洋で沈没船探査をしていたジャックのもとには米海軍からの救援要請が届いた。米大統領を乗せたエアフォース・ワンが太平洋上空で姿を消したのだ。軍に遺恨のあるジャックは渋りながらも捜索に乗り出す。
一方そのころ人類学者のカレンは与那国島沖に沈むという〈ドラゴン〉と呼ばれる遺跡へ向かっていた。そこで彼女が目にしたのは地震で隆起した古代都市だった！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
116
今年の夏にはこの作家の新訳が2作品でたので読んでみました。こちらは2000年頃にかかれたものでまさしく全世界的なパニック小説だという気がしました。日本だと高嶋哲夫さんの分野ですね。エアフォースワンまでが被害にあって大統領が死亡して副大統領やCIA長官が・・・・・。陰謀的な動きもあります。結構楽しめます。2017/07/27
あっちゃん
31
ナニこの厨二病くさいタイトルは？(笑)という事で、今回はＷ主人公？男の方は海底で海底二万海里ネタ、女の方は沖縄でインディ・ジョーンズしてますが、この上巻ではまだ会ってない！下巻だけで、この広げた風呂敷を畳めるのか期待大( ￣▽￣)2017/10/02
panam1927
28
★★★★☆2017/07/11
Richard Thornburg
18
感想：★★★★ 新世紀最初の日食時に環太平洋地域を壊滅状態にする巨大地震発生。 プロローグではカリフォルニア／アラスカ／グアムで、それぞれの体験した地震とその後を記されていますが、カリフォルニアの件は現実世界にも当てはまりそうで薄ら怖いです。 グアムはアメリカ大統領絡みで、避難の為に飛び立ったエアフォース・ワンは消息不明に・・・ サルベージ船<ディープ・ファゾム>船長のジャックのもとに、海軍からの依頼でエアフォース・ワンの捜索に半ば強制的に参加させられることになる。 2020/04/07
中島直人
12
沖縄と太平洋の真ん中で、２つの物語が展開する。全体に暗鬱で救いがない、重い。読んでて楽しくない。いつもの通り人が死んで、謎はどんどん深まっていく。続き読むしかないでしょ…2018/09/04
