ハヤカワ文庫JA<br> 航空宇宙軍史・完全版二 火星鉄道一九/巡洋艦サラマンダー

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ハヤカワ文庫JA
航空宇宙軍史・完全版二 火星鉄道一九/巡洋艦サラマンダー

  • 著者名:谷甲州【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 早川書房(2017/06発売)
  • 天高し!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~10/13)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150312480

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内容説明

2099年、外惑星連合は地球=航空宇宙軍に対して宣戦を布告、ついに第1次惑星動乱が勃発した。連合軍の攻撃を受けた火星の有人加速鉄道M-RR-19における航空宇宙軍パイロットの決死の反撃ほか、太陽系各所の熾烈な戦いを描いた『火星鉄道一九』、外惑星連合軍が劣勢を挽回するため投入した唯一の正規巡洋艦をめぐる悲壮な戦略を描く『巡洋艦サラマンダー』の2冊を合本、全11篇を収録する《航空宇宙軍史・完全版》第2弾。電子版にも挿絵、解説を完全収録してお届けします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

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74
🌟🌟☆☆☆。一言で言えば、俺はこの著者との相性は良くないみたい。短編集なのは良かったが(残念ながら俺に取っては)そこまでで、正直、何を言っているのかさっぱり解らず、つまらなかった。「土砂降り戦隊」の途中で止める事にした。もう読む事はないだろう。残念。2017/03/02

fukumasagami

39
2099年地球月連合に対し木星土星系を中核とした外惑星連合は宣戦布告、人類がはじめて経験する宇宙での戦争が勃発。しかし資源供給の停止を盾にした外惑星連合の戦略は地球月連合の擁する航空宇宙軍の圧倒的な戦力に戦線を後退させていく。第一次外惑星動乱の開戦から外惑星連合の敗北による終息までを従軍する兵士達の視点で綴っていく短編集11篇。宇宙の圧倒的な空間と時間感覚、物理法則によって支配される戦闘が描かれていく。2021/09/18

ぽんすけ

25
いや~余韻がすごいね。大変満足のいく巻だった。一巻が開戦前夜の外惑星連合側の話で、この巻は航空宇宙軍側の短編がいくつも収録されている。短編なので一話ごと完結なのだけど、読み進めていくうちにジワジワと外惑星連合が追い込まれていく過程がわかる。何十時間先の戦艦の予測軌道を推定する作戦や機雷の敷設宙域の予測など、派手さは無いんだけど、実際の宇宙戦っていうのはこういったもんなんだろうなと臨場感があってよかった。そういう戦闘の中での兵士達の緊張感や息遣いがリアルに感じれた。航空宇宙軍も内実は結構ギリギリだったね。2025/01/31

タカシール

25
前巻では、外惑星側からの視点で動乱に至るまでの経緯と開戦前後をそれぞれ戦略、戦術面で描いていた。本巻では主に航空宇宙軍側からの視点。個々の現場で起こる出来事が描かれている。現代の延長線上の未来。まるで自分がその場にいるかのような感じは前巻以上に感じる。挿絵ならぬ「挿図」もあり、読み手の感情を置き去りにして宇宙時代に誘う。科学考証より技術考証を重視しているが、あくまでも「主役は人間」という強い幹がある。この作品を原作母語で読めることはボクにとって幸せだと思う。2017/02/17

とろとろ

23
かつて単発で出版されていた航空宇宙軍関連の話はすべて読んでいたように思ったけれど、最後の方の「サラマンダー追跡」や「アナンケ遊撃作戦」など全く記憶が無かったので新鮮だった。時系列なので話の繋がりがはっきりして納得。著者あとがきで、まず地図を作るんだという話も納得。頭の中で、船がどこに向かって何Gで加速しているのか、などの諸条件によって会合点が変わってきたり早くなったり遅くなったり、何か資料が無いとこんな詳しくは描写出来ないだろうと思っていた。第三巻は兵器の開発が主なんだと。ふ〜ん。2016/10/22

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