電撃文庫<br> 魔法科高校の劣等生(22) 動乱の序章編〈下〉

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電撃文庫
魔法科高校の劣等生(22) 動乱の序章編〈下〉

  • ISBN:9784048929493

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内容説明

二〇九七年四月。横浜で行われた、十師族及び師補十八家の後継者たちを集めた会議での達也の振る舞いは、他家との軋轢を生む。“全ては深雪を守るため”の達也の判断を支持する真夜。しかし、同時に他家への警鐘を鳴らす――特に、十文字家と十山家への警戒を強めるのだった。時を同じくして、十師族『三矢家』の少女、三矢詩奈が行方不明に!? 彼女を捜索する矢車侍郎と第一高校のメンバーたち。その裏には国防陸軍所属の遠山つかさの暗躍の影があった――。“人間”と魔法師の共存。魔法師に集まる人々の懐疑心が、彼らの状況を一変させ、そして動乱の渦へと巻きこんでいく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

74
深雪を神輿に担ぎ上げようとする十師族の若手会議の提案を一蹴した達也は、四葉家を危険視する十山つかさ率いる国防軍諜報部に洗脳されたUSNA軍の襲撃を受ける。一方、エリカとレオに戦闘訓練の指導を受けていた侍郎は、詩奈が何者かに一高から拉致された事を知り…。様々な謀略を蜘蛛のように張り巡らせるつかさの暗躍が薄気味悪かったですが、魔法師社会で孤立しても全く問題ない財力と軍事力を誇る四葉家の無双っぷりが今回もヤバすぎ。純粋すぎて色々危なっかしい詩奈ですが、彼女を守れる男になろうと鍛錬に励む侍郎との今後の絡みが楽しみ2018/09/26

まりも

73
国防陸軍所属の遠山つかさが暗躍する最新刊。深雪を守るためという達也の判断を支持する真夜が十文字、十山を始めとした他家への警鐘を鳴らすところから始まる話。お、これは面白くなってきたやん。物語の今後に向けて対立構造をはっきりとさせてきた感じがしますね。達也vs克人のカードとか途轍もない魔法戦になる事間違いなしやろうし、今後の展開が楽しみなところ。そして色々不安をだったエリカだけど、取り敢えず達也との対立はなさそうで一安心。ただ達也の姿勢がブレなすぎるのが原因で色々と問題が起きそうですね。何にせよ次巻も期待。2017/06/10

かんけー

69
面白いですね~(^_^)こう言う展開を待ってたんです!表紙は新一年生、詩奈と侍郎。今巻はこの二人をメインに話しは進んで行く。達也は別格としても?遠山つかさ、その自身のコントロールの無駄の無さに?ドン引きも(笑)スゴスゴと隠れて終う程?終始一貫見事過ぎて言葉も無い(誉めてるんですww)ま、多少の詰めの甘さは自覚してる様で(^_^;)エリカが反目したのは達也ではなく「運命」と言う事項だった事に安堵?反目と言うより抗う?かなぁ。閑話休題情報部が動き出した時点で事は穏便に動く訳も無く?USNA 軍を囮に使う発想→2017/06/10

よっち

60
深雪を守るため後継者たちを集めた会議での提案を突っぱねた達也。真夜は達也の判断を支持するも十文字家と十山家への警鐘を鳴らし、国防陸軍所属の遠山つかさが暗躍する第二十二弾。深雪優先を貫いて迎合しない達也に懸念を抱いた遠山つかさが、脅威と感じて達也の排除に動いた今回でしたけど、いろいろな意味で突出した達也の優先順位がどこまでもブレない分、周囲の状況によっては厳しい立場に追い込まれかねない懸念が顕在化したのかなと。その結末や予告を見てもまだまだ苦難は続きそうですし、それをどうやって乗り越えてゆくのか期待ですね。2017/06/09

サンゴ

56
まだ見えていない何かがありそうです2017/07/18

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