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内容説明
私はあこがれのあの人と、
殺したり、殺されたり、
いっしょに死んだりするの!!
大東亜戦争の混乱のさなか、強盗団に家族を皆殺しにされた少女は、
犯人のひとりを返り討ちにし、
後戻りできない人殺しの修羅道に足を踏み入れた。
刺客・青猫…その姿が現れるところ、血と臓物の雨が降り、
出会う者は皆、地獄への坂道を転がり落ちてゆく…
数限りない殺戮の果て、ついに強盗団の首領・ヒヌマの居所をつかんだ青猫。
だがヒヌマは、かつて彼女が愛した男でもあった…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
16
完結編。ノブちゃんと知り合う前の、人切り未満の瞳子/青猫。似た血を持った叔父から殺戮者としての心を学ぶ。一巻のヒロポンの話もそうだが、二巻では野心を捨てきれない男の悲劇があったり、どこか大切な選択を誤っているのが男という生き物、そんな風に描かれていて考えさせられる。男っぽいカラスの最期も、また。仇であるヒヌマやカラスの最期よりも、ノブちゃんとの別れの描き方が切なくて。女の顔を見せて走り出した青猫・・・。愛情も狂気の一種なのかな。2017/12/19
Ex libris 毒餃子
6
豚は怖い。乾いた感じのエログロバイオレンスで玉置勉強先生とはまた違った感じで良かった。2017/12/15
紫雲寺 篝
4
青猫がどのようにして無惨に人を殺せるまでの剣術を手に入れ、そしてどのようにして木島=ヒヌマのもとへ辿り着いたのかの物語。絵柄は独特だったが、復讐を誓う娘、成り上がりの為過去を抹殺したい男、身内を探す少女、殺し性に生きる事に執着する女、と、案外王道のエログロ漫画だったのかな、と思う。青猫こと瞳子は、最後まで壊れてるのか壊れてないのかよくわからない感じだったが、正常ではないんだろうな。作者なりに皮肉を効かせたオチの終着点には概ね納得。こういう作品もありだけど、作画にクセがあるから人を選ぶだろうな。2017/06/17
ぺぺ
2
作者も言うてますが、エログロバイオレンス。エンターテイメントの基礎だとか?作品単体はもう作者の黒いところだけ煮詰めた感しかありません。でもまぁ。デビュー作で姉の首絞めたり代表作は女子高生が世界征服する話だし黒田硫黄との合作はヒロイン幽霊だしトニ竹との合作の星のポン子はあんなんだし。ちらちら黒いところは見えてたので、こっちが本体なのではないかと思います。そういえば菫画報の漫研の部長が描いた紙芝居の内容はセーラー服着て日本刀持った殺人鬼だったっけ。2017/06/29
hryk
2
傑作だと思った。キャバレーでの大量斬りや青猫が陵辱されながらヒヌマの居場所が書いた紙を見つめる表情やその10頁後のノブちゃんとの別れの際の表情が印象に残る。2017/06/20
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