ビッグコミックススペシャル<br> 青猫について(1)

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ビッグコミックススペシャル
青猫について(1)

  • 著者名:小原愼司【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2016/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091892782

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内容説明

大東亜戦争終戦直後…すべての秩序が崩壊し、
無法地帯と化した闇市に、誰とも知れぬ仇を求めて
やくざ者を斬り続ける少女の姿があった…
刺客・青猫…その姿が現れるところ、血と臓物の雨が降り、
出会う者は皆、地獄への坂道を転がり落ちてゆく…
彼女の行き着く先は、救済か!? 破滅か!?
『二十面相の娘』の小原愼司が新境地に挑戦する
超ハードボイルドバイオレンス!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

19
大東亜戦争直後の焼け野原の描写がいい。 真っ平らで、それでいて区画の跡だけは消えていないそんな土地に現れたおさげの刺客・青猫。仇を探して、目の前に立ち憚るものは皆殺しにして。救いも愛嬌もない物語を紡ぐのは『菫画報』の小原愼司さん。『地球戦争』より荒んだ戦後を描いてくれてます。ケレンミが次第に癖になってくる!2017/12/19

RE:PIRO

9
萌え系を期待してたわけでもないが、てっきり萌え系サイドと思って読んだら、はだしのゲン的な世界観。人から社会からどんよりしていた。刀の斬れっぷりが良すぎていったいいつどこで手入れしてるんだろうという疑問が生じる。キャラの濃いライバル?も出てきて一応続きと落とし所がきになるので次も読む予定。2016/10/25

紫雲寺 篝

8
終戦直後の無法地帯に、火男のイレズミの男を探す黒ずくめの美少女剣客がいた。通称、青猫。連れ添う少女ノブちゃんと共に、仇を探して人を切り続ける日々。彼女の笑顔の裏には……!?ありえないキレ味で、刃こぼれもしない刀を振るうという点が明らかにフィクションなのだが、そんな事どうでも良いと思わせる無双ぶりで、バッサバッサと人を斬りつつ、だんだんと仇に近づいていく少女。作風として定着しているのだろうが多少クセのある絵柄で、しかししっかり読ませる力がある。シンプルなストーリーだが、魅力はあり今の所面白い。続きが楽しみ。2016/11/24

うさぎや

7
刀を振るうときの無表情ぶりと、普段のお嬢様然とした笑顔のギャップが半端ない。あと青猫の行動原理だけでなく、すべてが危ういバランスの上で成り立っているという舞台設定のえぐさたるや。2016/10/15

プロムナード

6
趣味の世界全開なところが気持ちいいです。派手な残酷描写に、「新しいヒロイン像をつくってやろう!」っていう小原先生の気概を感じます。カラスも素敵。しかしあんまりハードな展開だと、これぜんぶ『菫画報』の劇中劇なんじゃないかなーって心がバランスとりたがる。2017/01/21

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