角川文庫<br> 黄泉坂案内人 少女たちの選挙戦

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角川文庫
黄泉坂案内人 少女たちの選挙戦

  • 著者名:仁木英之【著者】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • KADOKAWA(2017/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041049846

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内容説明

この世とあの世の狭間の入日村で、迷える魂を救う仕事をしている、元タクシー運転手の速人と少女・彩葉。「マヨイダマ」となった死者の心残りを彼らなりに解決していく日々のなか、「新しい村長」候補として、やよいという少女が現れる。やよいは、今までとは異なる効率的なやり方で「マヨイダマ」に対応していくと主張し、彩葉とどちらが村長としてふさわしいか、選挙を行うと言い出した。これまでにない新たな環境に変わっていく入日村だが、それでも日々、迷える魂は助けを求めている。無念を抱えた武将とサッカー少年、夫の介護の末「心中」した夫婦が本当に思っていたこと、お互いを思う心が妖を生んでいた母子、入日村と速人になくてはならないクラシックカー・デューセンバーグに隠された歴史……。死者の魂を送る「黄泉坂」に向き合う二人の少女がたどりついた結論とは? やよいは何故この村に現れたのか? そして、東北の地で起きた大災害により多くの魂が村を訪れて……。
解説漫画=とよ田みのる
装画=トミイマサコ
【目次】
序   彼岸からの来訪者
第一話 残念さん
第二話 妻恋
第三話 べとべとさん
第四話 植える人
最終話 川の向こう

※本電子書籍は、2014年に刊行された単行本『黄泉坂の娘たち』を改題の上、大幅に加筆訂正をした文庫『黄泉坂案内人 少女たちの選挙戦』を底本とし電子化したものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきちん

43
シリーズ2作目。速人はこうなるのか。思いっきりファンタジーな手法で続編で、まぁ、安心。村長代行を務める彩葉に対抗するやよいという少女が現れてイキナリ始まる村長選挙。それでもあの世とこの世を彷徨う魂を送迎する仕事は健在で連作短編かと思ったら、まさかの東日本大震災ネタ。うーむ、このシリーズはほんわかしてるのか、重いのかよくわからんな。 2017/10/04

こうちゃ

14
☆3 「黄泉坂案内人」シリーズ第2弾。第3弾が好みだったので読んでみたら、何かちょっと違った。読む順番を間違えちゃったかな~。2017/10/07

あぶらや

10
現世とあの世の橋渡しの役割をする黄泉坂シリーズ第二弾。現世への思いが強すぎるとなかなかあの世へ渡れずマヨイダマになってしまう。死者の思いとは?今回の話自体が迷っているようなストーリーになっている。2020/06/24

山目

9
なんとなくだらだらと読んでしまった。気持が乗りきれない内に読了した感じです。題名もピンとこないかもしれない。2018/04/28

Keiko Miura

6
題名が変わってたから分からなかったけど、既読だった。でもおまけもついてて満足。2018/01/06

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