集英社コバルト文庫<br> スノウ王女の秘密の鳥籠 ~よかったり悪かったりする魔女~

個数:1
紙書籍版価格
¥460
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

集英社コバルト文庫
スノウ王女の秘密の鳥籠 ~よかったり悪かったりする魔女~

  • ISBN:9784086006125

ファイル: /

内容説明

マダーが始めた商売“ときめき庭師”は大評判。気がつけばデヴォン男爵ジャッロまで仲間となり、“よかったり悪かったりする魔女”ことポムグラニットのまわりは、ますます賑やか。ところが仕事で出向いたスノウ王女の離宮にマダーが囚われてしまう。王女は気に入った者を蒐集したがる困った性癖の持ち主らしい。しかもそこで出会った超美形のアストレアは、なんとマダーの夫であるアザーの義兄で…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

里中

3
アザーの過去が少しずつ分かってきました。真面目で優しい分、家柄や恋愛の苦しみでがんじがらめになってしまってて、マダーやポムのようにバカとは思わないけど、自分を大切にすればいいのに!ため息がでてしまいます。その分マダーが、愛しても大丈夫だって伝える所はグッときました。 いつも野梨原さんは当人には深刻な悩みを、なんでもないよ、大丈夫だよって言うのを描くのが上手い方だと感じます。2010/05/16

なっちゃん(杜猫nya)

1
ポムグラニット&マダーのお話3冊目。ちょーシリーズでもそうなんだけど、野梨原さんの魔法の概念って基本的に学問の一種の扱いで変わってて面白いです。 そして相変わらず女性陣に圧倒されてます男性陣。というか、野梨原さんの男性キャラは何もなくても基本的に女性に勝てないことに決まっているのです。前田朝日のころからね。 前回までは男前なポムグラニットが居て、マダーがなんとなくそれに引きずられている感じだったんですが、今回はマダー単品でアザーにお説教しております。小気味いいです。 (2005/07/06記)

しゅん(とりこのべる)

1
「変じゃないもんー。っていうか、いいとか悪いとか、やってることはあまり変わんないのにくっきり区切ってる方が変だもんー。」 「いいとか、悪いとか、便宜上にしろきっぱり分けるんじゃなくて・・・・・・」 「・・・・・・堂々と、はじめっから、よかったり悪かったりする魔女って名乗っとくって、すごくいいと思うんだよ」 周りにどう思われようと、壁にぶち当たろうと、自分のスタンスを曲げずにやりたいことを貫くポムグラニット。 憧れます。2013/02/16

とかこ

1
魔法書がラベンダーなのって時かけだよね。って気がついて、何ていうか作家と同時代を生きてる事が幸せっていうか。私にもマダーの語る愛はよく分からない。でも何かとても大切な事を言われている気がして、覚えておいて後でまた読み返したいって思う。2012/05/11

deltazulu

1
アザーの過去話が思ったより重い。苦しむ彼に語りかける他の人の姿が、とても愛だと思いました。夫婦が近づくきっかけが見えたような見えないような。もだもだしつつ、ポムグラとピーターの関係にニヤリとして、さあときめきの庭師はどうなるのかしら。2010/12/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/472317
  • ご注意事項

最近チェックした商品