内容説明
ガーネット城に住む辺境伯ルルファウスは、常に血が足りないため、昼は少年・夜は青年の姿をしている吸血鬼。そんな彼が探し求めていたのは、血の絆で結ばれた初恋の少女メルディ。9年ぶりに再会し、心を通わせたふたりに、北方を治める人狼の辺境伯・エテルロットから婚前旅行のお誘いが! しかしホワイト・ノクターン城で待ちうけていたのは、ふたりを引き裂く恋の罠で……!? オレ様ラブ&吸血コメディ待望の最新作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のんたん
9
ワーウルフたちの人の話を聞かなさ度が半端無い(・・;)今回は(も?)ルルーが可哀想だった。黒兎の笛吹き男やメルディの正体や東の辺境伯のことなど、気になることが色々出てきたので、次巻が楽しみ(*^^*)2015/06/23
加那
6
嫉妬全開なルルーに心奪われました(笑)メルディも嫉妬して、双方ともに可愛いですよね。…いえ、「欲しい」とか結構可愛いより、内容は切実で、大人ですが(苦笑)さて、シリーズ化したらしいので、メルディに妙な設定ができたようです。ふふ…気になりますね。ただ、狼さん一族の登場は今後減ってほしいほど(辺境伯本人は登場して欲しいですが)、自己主張激しかった。あそこまでになるとちょっと…(苦笑)2012/10/27
しゃちおおかみ
6
大々的にシリーズ化とか打っちゃうって、それだけ反響があったってことなのかな。でも自分的には同じようなノリでもレディ・キャンディほどのスピード感を感じないのは、今ひとつヒロインがこなれてなくて話が遠巻きに感じるからか。後半、これからいっぱい風呂敷広げますーってバラ撒きがあったのでそこは期待してます。しかし、話を聞かない人って、すんごいストレス与えますね・・・。2012/10/23
ミド
5
これだけはっきり言ってるのにわざとなのか天然なのか全然聞いてくれないというのはストレスが溜まる。それでも最後まで読めたのはヒロインがうじうじしすぎてないからかな。こっちも相当ずれてる。あとふしだらや恥知らずを連発するユーノインがいなかったのもよかった。嫌いじゃないけど言葉選びがねえ。ところでメルディは肉球を堪能できた?2020/05/14
はなりん
5
邪魔がはいってもラブラブな二人。今回は変な態要員の執事が旅行に同行していなかったので、変な態要素は薄かったのがちょっぴり残念。メルディの秘密や東の辺境伯の謎など、まだまだ広がりそうで楽しみ。2013/07/06