内容説明
エルム共和国を成立させ、通貨の発行によってその基盤を確かなものとした超人高校生たち。
だが、異世界の人々に国を委譲するための選挙を始めようとした矢先、亡国≪ヤマト≫の皇女カグヤが現れた。エルムの基本理念『万民平等』をタテに、帝国に苦しめられている自分たちへの援助を求めてきたのだ。
司は旧ヤマト領の扱いについて帝国への介入を始めようとするが――
「俺はその方針には反対だ」
勝人が地球への帰還を優先するため、帝国元帥ネウロとの敵対を避けるべきだと言い出し、超人高校生たちの間に不協和音が流れ始める!
激動の異世界革命物語第5弾!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバサ
11
薄い……。が、やっていることは必要な過程だから良し。クソみたいな内容だったら放り投げそうだったぜ。ショーニンの離脱は待ってました。この仲間だと思ってたやつが離れるなんて・・・っていう不穏な空気が大好きです。2017/06/17
真白優樹
9
共和国の基盤を完成させ選挙の準備を始める中、超人達の間に不和が流れる今巻。―――与えられる選択肢、そしてそれぞれ選ぶ道。新章開始となる今巻は、新たな国からの来訪者など様々な新たな人物達が舞台に上がる中、帰還の方法が示され、超人の一人、勝人が別行動を開始する巻となっている。出来ることは果たした、ならば後は自分のやるべき事を。大切な弟子の事も考え離脱する勝人、そのまま前に進む司達。彼等は水面下で進行する憂慮された危機を、仲間を減らした状態で乗り越え、ヤマトの問題を解決できるのか。 次巻も楽しみである。2017/06/17
弓木 怜
4
面白いけど前後と併せて読まないと何とも言えないところがある 帝国との友和を進めていきたい矢先にヤマト国の皇女が現れた 万民平等という基本理念の下手を差し伸べるべきか否か意見が割れる 国政選挙の時期と相まって不安や動揺が広がるのは仕方ない そんな中、今後の方針を巡って勝人が離脱か!? どこに行っても上手くやっていけそうではあるが…… ヤマトの状況、勝人の今後、選挙、そして最大の謎と課題が山積 どう乗り越えていくのか次巻も楽しみだ2022/05/30
momonori
3
【星1に導かれて】[1/5]前巻で助けをもとめてきた皇国の第一皇女ですが、帝国の支配下にある皇国において統治は第二皇女がおこなっており、そんななか逃亡生活をつづけている第一皇女に共和国が救いの手をさしのべることは帝国との諍いの原因にもなります。ただ、主人公の政治家は共和国がかかげている「万民平等」の理想を崩すことのデメリットや、皇国からの情報を得ることのメリットを考え、条件つきで協力をする選択をします。しかし、主人公の商人は帝国ともめる可能性があることをするのは良策ではないとして離反し、共和国を去ります。2024/09/12
F.key
3
最初の話は前からの続きとは別の掌編なのね。ヤマトから要人流入に端を発した勝人の離脱。前から薄々気配は感じてたけどやっぱりこうなるかな。政治と経済は切っても切れない関係だろうからどこかで再会あるんだろうけど同じ側にいる可能性は低そうね。去り際も不穏な感じだったし。ヤマト絡みだけでなく内政の方もきな臭い動きがある中での離脱なので為政にも綻びが出そうだけどどうまとめていくのか、帰国の鍵となる伝説の方もどう絡んでいくのか、次を楽しみに。2017/07/07