内容説明
「では諸君。歴史を急き立てるとしよう」
地方領主をいともあっさりと打倒した超人高校生たちは、冬の終わりとともに始まるだろう帝国との全面対決に向けて、準備を開始する。
そんな彼らが最初にとった方策は『宗教』!?
天才マジシャンのプリンス暁が現人神・ゴッド暁として奇跡の御業を示し、さらに桂音の医療技術や葵の武力など、それぞれが能力を生かして人々に実利を与えることで信仰を集め、超人高校生たちは急速に勢力を拡大していく!
帝国の理不尽な圧政に苦しめられてきた人々を、地球最高の叡智と技術で導く異世界革命物語第2弾!
※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
28
リルルを助けた事によって「市民革命」が始まり、プリンス暁を神として宗教を後押しに革命を推し進めだした超人高校生達。ドルムントの内政を整える中、「潔癖公」と呼ばれる北領総督のオスロー・エル・ギュスターヴがドルムントに軍を派遣し…。今回は来たる帝国との戦争のための内政整備や発電所整備といった準備段階。司の指導力と人身掌握術が光ったねぇ。それに暁もまさか神になるとは…wでも意外と向いてそう。チート力を発揮してる超人高校生達だけど、チームであるが故の内裂の火種が早くも見え始めちゃったね…。林檎ちゃんは可愛い→2016/02/16
ナカショー
27
超人高校生達も十分すごいけどそれ以上に悪役の頭の壊れ度が凄まじい。正直に言って不気味でした。今回では決着がつかなかったので、次こそぶっ飛ばしてほしいですね。次巻も超人達の更なる超人っぷりに期待しています。2016/05/05
アウル
26
超人高校生達による超余裕な異世界革命第二巻。今回も各キャラのぶっ飛んだ活躍がヤバイ。特に司と葵がヤバイ。葵は完全に枠組みから外れているような。潔癖公が想像以上に狂っていて良い感じ、超人高校生たちとの本格的な戦いが楽しみ。司と勝人のフラグは回収されるのかな?嫉妬して頬を膨らませた林檎が可愛かった。2016/02/14
スズ
22
領主の城を陥落させた高校生たちは、七光聖教という宗教組織を結成し、皆が平等に生きられる世界の実現を謳って、人心を掌握していきながら、山脈が雪に閉ざされ、帝国軍が進軍してこられない間にフィンドルフ領内の内政改革と武器の開発に着手していた。司が貴族たちを排除するのではなく、貴族が平民と歩み寄り、共に生きることができるような社会の仕組みを構築しようとしていた所が良かった。ブッフバルト領に潜入した忍が心配でしたが、杞憂に終わり良かったです。次巻ではブッフバルト軍との全面戦争になりそうなので、少し心配です。2016/09/15
ツバサ
16
1巻同様超人高校生達が活躍してた。1巻でこいつらがどれだけ凄いか思い知らされてたから驚くことはあんまり無かった、葵の超人っぷりは驚いたけど。そして司とレルルの良い感じな雰囲気に嫉妬する林檎ちゃん可愛い。「ぷーーーーっ」 あと、司と勝人のすれ違いはいつ起こるのか、続きが楽しみです。2016/02/17