百年のワルキューレ（１）

著者名：三月薫【著】

講談社（2017/06発売）

• ISBN：9784063910704

内容説明

百年に一度、「ギフト」と呼ばれる超常現象が起こり、強大な力を持つ「神剣」がただ一人の男に与えられる世界。「剣乙女」――ワルキューレから愛と神剣を手に入れた一人の英雄が、最北の国・ローレシアで革命を成し遂げる。それから7年後。かつての革命で全てを失ったローレシアの皇子・ニコライ（クラウス）は、数奇な運命の巡り合わせで、新たな剣乙女と出会う。百年に一度の運命の恋が、世界に戦乱を呼ぶ――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[合縁奇縁]

かつての革命で全てを失ったローレシアの皇子・ニコライ(クラウス)は、数奇な運命の巡り合わせで、新たな「剣乙女」アーシャと出会う。ヴィクトル王とクラウスとアーシャの三角関係がこれからどうなってしまうのか、続きが気になります。ニコライたちが何故隣国のハイデルブルグにいるんだろう？クラウス、アリューゼ、ユリアの掛け合いが面白い。

2017/12/15

[JACK]

◎ 百年に一人、強大な力を宿す「剣乙女(ワルキューレ)」が誕生する世界の物語。各国は剣乙女を手に入れようと暗躍している。剣乙女から渡されるという「神剣」の力さえあれば、他国を圧倒する事が出来るのだ。ローレシアのヴィクトル王は神剣で先代の王を殺して今の地位を手に入れた残酷な男。ヴィクトルが戯れで殺さずにおいた先王の皇子ニコライは、隣国ハイデルベルクに逃れ、軍人となっていた。そして二人は剣乙女となった少女アーシャを巡って対立する事になる…。設定の面白さ、仇との戦い、神剣の神々しい形など、なかなか魅力的な物語。

2018/01/21

[こと]

少年雑誌なのに画風が少女漫画で気になってました！デザートの作家さんでしたか～とても面白かったです！設定が難しいのに読みやすくて～絵も美麗で今後剣乙女の少女がどうなっていくのか、元皇子様とのロマンスも気になります～

2017/06/22

[キャラメル]

話の設定と綺麗な絵に惹かれ、購入。とっても良かった…！ 主人公とアーシャの今後が気になります。ダンスのシーンとか可愛かった。そしてヴィクトル王と先代剣乙女の間にも何かありそうな予感。明かされるのが楽しみだなぁ。それにしてもユリアって名前だというのに、途中まで女顔の男の子だと思ってた（笑）

2017/06/18

[チューリップ]

少女漫画描いていた作者が少年誌でファンタジー描くのが意外性あったけど面白かった。話はこれからって感じではあるけど。作中でも言われているけど皇子2人を生かすのは普通はない事だろうからそれがどうなってしまうのかは気になる。それだけ自分の能力に今の王は自信があるって事でもあるんだろうけど。

2017/10/05