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内容説明
安倍1強と言われているが、安倍政権が推し進めるアベノミクスはもはや破たん寸前、断末魔の叫びを上げている。妖怪アホノミクスは、どうも「大日本帝国会社」の総帥となることを目論んでいる。全ての組織や人々をこの国策ホールディング・カンパニーの傘下に動員し、強制的に「一丸となった」体制の下で戦前回帰を実現する。そのための足固めを急いでいるようにみえる。こうして、その前兆がみえていた大日本帝国会社づくりが、いまや、どのような形で進行するようになっているのか。どの辺まで、その工程が進捗して来てしまっているのか。この動きを塞き止めるために求められることは何なのか。アメリカにおけるトランプ政権誕生という大いなる外的変化が相まって、彼らの足の運び方は一段と慌しくて、なりふりかまわぬものになっており、まさに断末魔的色彩が濃厚。それだけに過激さも過激度が高まり、危険さも危険度を高めていることを重々意識しつつ、我々は何ができるのか、何をすべきなのかを探っていく。
序章 断末魔の沈黙:アホノミクス、アホノミクスを語らず
第1章 断末魔が生む恐怖の突破口:チーム・アホノミクスの新たな施政方針
第2章 アホとトラの似て非なる関係
第3章 「大日本帝国会社」構想の全体図
第4章 大日本帝国会社の「労働社会」構想
終章 現状突破のための秘策
補論 ヘリコプターマネー、ポピュリズム、働き方を改革された某氏の一日
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ophiuchi
11
「活躍」とか「輝く」といった気持ちの悪い思いつき的なスローガンを連発し、国会軽視というより無視して政策を進める安倍内閣は最悪だと思うが、それでも一定の支持率を保っているのは、株価上昇、ベースアップなどの結果をそれなりに出したアベノミクスを評価する人たちがいるからだろう。著者が言うようにこの先に地獄が待っているのか、ソフトランディング出来るのかは正直いって分からない。(決して前者を望んでいるわけではありません)2017/08/30
オオイ
2
これだけアホ・アホと言われてアホさん( 失礼 安倍さんでした)この本読んで反論しないのかな ? かなり難解の部分もありムリかな~、確かに「世界の真ん中で輝く国創り」はかなりムリはある マァ~作文読んでいるだけだろうから。2019/07/26
たまこ(こなぎ)
2
「働き方改革」に恐怖を感じています。私の抱いたイメージは「働き方を改革された某氏の一日」と一致します。そしてアベノミクスはどうなったのかなという疑問にも答えが見つかったように思います。すっきりしました。2017/06/28
Masataka Sakai
1
主観的な主張びかり ほとんど難癖の世界 この人は食いつく相手は世界に五万といるのに安倍総理にのみ噛みつくのは誰かの依頼なのか?2017/09/07
Yone
0
頂いたので読んだが読む価値は無かった。 これだけ指摘できるなら野党に入れば良い。否定のための否定に見えて、これであれば誰が首相でも成り立たないであろう。2019/02/16