内容説明
物語が、
海を超えて
つながった――!
「古事記」をたどる旅が、いつしか世界古代史ミステリーツアーに!神々の道のりを辿った、旅エッセイ。
伊勢、諏訪、剣山、沖縄――と、
“日本の神々の物語”を辿っていると、
ふしぎふしぎ。
「エルサレム」という言葉にたびたび出会う。
さらに、
行く先々で出合う、偶然すぎる偶然。
つながっていく意外な縁。
少しずつ開いていく、謎の扉。
ついに、世界の“聖なる秘密”に触れてしまったかも……!?
これはもう、イスラエルに旅立たなくては!
大陸の東《神々の国、日本》から、
大陸の西《「聖書」が生まれた国》へ。
日本の国生み物語と「聖書」が、なぜかリンク!?
ふしぎな
ふしぎな
聖地めぐり。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tetsubun1000mg
19
女優の鶴田真由さんが伊勢神宮などに興味を持った仲間達との集まりから、イスラエルに行くことにつながって物語が始まる。 スタートは伊勢神宮への取材旅行のロケからだったが、日本とユダヤ教の話に広がっていく。 こだわって研究している民間人を紹介してもらって話が膨らんでいく。 諏訪大社や沖縄からもユダヤ教をつなげようとする発想には驚かされるのだが、楽しめばいいのかなとも感じる。 実際に訪れたエルサレムのロケは宗教関係施設だけだったがそれもまた面白い。 2022/02/16
chatnoir
14
神社をめぐるとなんとなく中近東とのご縁を感じる事が多々ある事は知っていたけど、それをグローバルに調べたり行けたりしてしまうのは羨ましい限り(笑)綺麗で知的な雰囲気の女優さんだと思っていたけど、こんな風に再会(!?)するとは思ってもみなかった。同じ事に興味があって嬉しいけど...この方はかなり正当な宗教に入っていきそうなそうな興味の持ち方だなぁ。2017/08/29
coldsurgeon
5
日本の国生み物語と聖書がリンクし、日本とエルサレムがつながる、ロマンにあふれた旅物語。日本の地名がヘブライ語で理解できることは、面白い発見でした。学術的に根拠が少なくても、妄想でいいので、わくわくした心で、神秘的な場所を楽しむことがミステリーツアーの良さだとわかります。2017/08/29
でもん
5
距離と時間、これだけ隔てられた場所なのに繋がっている可能性があるのだと思いドキドキしながら読み進めました! 面白かったー2017/07/01
うとん
4
ユダヤと日本、ヘブライ語と日本語の繋がり、共通点をあまり学術的ではなくどちらかというとロマンチックに語っている。押しつけがましくないのですっと読めた。一応時系列にそって綴られているようだが時々場所を見失ってしまうところもあった。2018/06/30