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内容説明
『スーパージェッター』を手がけたベテラン・久松文雄による、日本の神話・古事記の忠実なコミカライズ作品が登場! 第1巻では、天地開闢から、須佐之男命(すさのおのみこと)の八岐大蛇(やまたのおろち)討伐エピソードまでを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
23
お店の待ち時間に、置いてあったので。先日、「ヤマトタケルノミコトと熱田神宮〜神話の魅力と日本人のこころ〜」というイベントに参加した。お付き合いいただいた読友さんが、町田康さんの「口訳 古事記」を読んだところで、このイベントも興味を持ってもらえたと聞いた。町田さんのは予約多数で手を出せていないが、とりあえず、漫画なら読みやすいと読んでみた。有名な話なので、おおよそは知っていたが、細かなエピソードの中には仰天なものも(汗) 人間臭さを感じる神に、少し親近感?2024/12/28
二分五厘
14
古事記のエピソードは、断片的には知ってても通して読んだことがなかった。『国生み』淡路島が最初ではなく、水蛭子(意味深な)や淡島がいた。『イザナギ・イザナミ』国を生んだだけではなく、自然界のありとあらゆる神様を生み出した夫婦神。黄泉比良坂で永遠の別れも人間の生死の誓い。『禊ぎ祓い』昼と夜と海を治める御子神の誕生。『誓約』天照大御神vs須佐之男命。ものは言い様(笑)『天岩戸』須佐之男命の暴虐の責任を感じてお隠れ…ですか。かえって迷惑では。『八俣の大蛇』小さい頃から神楽で観るエピソード。ここでは須佐様ヒーロー。2018/07/20
Kavi
6
「古事記」関連の本はたっくさん読んだ。だいたい上中下の3巻で収めたものが多いなか、これは一話一話を丁寧に描いて、多くの書籍では省かれているエピソードも盛り込まれていて新しい発見がある。続きは必ず読もう。2015/10/11
ちなつパパ
4
歴史学者アーノルド・トインビーの「12,3歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる」という言葉に、居ても立ってもいられなくなり・・・小学4年生の娘に読ませようと1巻〜5巻を大人買い!まずは自分で読んでみた。古事記のストーリーを、ある意味淡々と描いているタッチにとても好感が持てた。竹田恒泰氏の現代語訳「古事記」とセットで読むとより理解が深まるのではないかと思う。2014/03/07
非日常口
2
全何巻になるかわからないですが、とても分かりやすい☆ 1年に一回というのは久松先生のライフワークということだからでしょう。でも、個人的には半年に一回くらいにしていただけるととても助かりますw結局のところ古事記の取っ付きにくさは神様の名前がとにかく連続して出てくるからなように思いますが、マンガならそれもだいぶ軽減されています。2012/10/25