内容説明
砂漠で生き砂漠で死ぬのも悪くない、そう思い始めた蔵人の前に勇者たちを乗せた船が現れる。謝罪や敵意が混濁する交流と衝突を経て、勇者たちと別れた蔵人はオアシスの街に居を移すがやはり平穏無事とはいかず……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kuma606
2
図書館で全冊借りれたので、一気読み中の七冊目。 物語の序盤からうって代わって戦いの描写はあまりなく、砂漠での日常生活が多かった。 どの巻もそうだけど、最後には主人公が活躍して、少しダークな感じで終わるパターンが多いなぁと思う様になってきた。世界観やストーリーのネタが少し尽きてきた感はある。 最近読んだ異世界系の中では結構好きな方なのでスッキリする形でクライマックスまでいって欲しい。2020/09/26
じゅんぽろ
1
かつて漠然と憧れた砂漠。人間には厳しいその世界で生きていこうと決意した蔵人だが、勇者達の訪れや一部の勇者の暗躍、砂漠の部族間の抗争と様々な事態が蔵人を襲う。雪白らに助けられ辛うじて死は免れたものの瀕死の重症を負った蔵人。7巻終章で生存は確認されたものの、こんな苦労の連続も、本はといえばハヤトが蔵人の神の加護を奪ったせい。いつの間にかちゃっかり勇者の国ヤオヨロズを建国し国王になっていたらしいハヤトだが、そんなハヤトを蔵人はかばうのだろうか。うーん。2019/08/12
おやぶん
0
砂漠の民に受け入れられて生活を始める主人公 様々な種族がいる中で葛藤をしながら生きていく。 最後にはまた大けがをして次はどうなることやら。2024/05/04