富士見ファンタジア文庫 織田信奈の野望 全国版18

著者名：春日みかげ【著者】/みやま零【イラスト】

KADOKAWA（2017/06発売）

• ISBN：9784040723044

内容説明

激戦続く関ヶ原。心を一つにした信奈・良晴・光秀は起死回生を信じて戦い、東軍を圧倒する！　しかし、『運命』はまだ終わっていなかった。真の関ヶ原の覇者が現れた時――彼女たちは倒すべき、最後の試練を迎える！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ソラ]

ご都合主義的なところはあったかもしれないけど史実じゃないのですべての果実を拾い上げられた関ヶ原の結末には満足。特に家久と元春＆隆景が絡むシーンは胸熱。

2017/06/12

[AKF-ZERO]

関ヶ原の合戦、ついに決着。全ての実を拾うと決め、相良良晴が求め続けた『運命』の結末。ここまで読み続けた身としてはこの結果は予想しておりましたが、それでもこの結末に至るまでの過程をよくまとめれたなというのが一番の印象。ここまで本当に長かったです。どうやらもうちっとだけ続くようですが、そうですよねえ。まだ決まってませんよねえこの恋の行方ｗ　はてさてどうなる事やら。

2017/09/22

[サエズリ割津]

関ヶ原決戦編ついに決着！。全ての実を拾うという選択をしてきた良晴。その良晴が全国各地の姫武将たちに与え続けてきた惜しみない愛が関ヶ原の地で良晴の窮地を幾度となく救う展開が熱かった。半兵衛や犬千代の苦闘や十兵衛の決死の突撃が印象的だった。さらに良晴達西軍だけでなく、謙信と信玄の何もかもを超越した絆、毛利両川の苦悩、宇喜多の決意など東軍方にもかなりスポットが当てられていた。特に宇喜多直家が最後まで自分の信念を貫き通す姿がカッコよかった。関ヶ原が終わり完結かと思いきや、まだ続くようなので次巻も楽しみ。

2017/11/07

[ご主人様見習い]

関ヶ原編完結。目まぐるしく戦況の変わる戦いと長いセリフが印象的。史実を上手く取り入れていた。姫武将は戦死なし、男は死ぬと思ってたけど戦死なし。名も無い兵士が死んだくらい。

2018/01/07

[takka@ゲーム×読書×映画×音楽]

ついに関ヶ原編終幕。史実をIFストーリーとして組み合わせる構成力には脱帽したが、これほど大きく争った割にはこんな終わりでいいのかという内容だったのが残念。しかもこの後に続きもあることを考えると不安要素が大きい。

2024/10/06