内容説明
避難先の市役所で、食糧調達班のメンバーや医師牧浦と繋がりを持った武村。冬場の寒さでゾンビの活動が鈍る間に、新たな避難場へ移転すべく準備を始める。
その最中、市役所で暴動が発生。同時に知性あるゾンビに率いられた、大量のゾンビの襲撃に遭ってしまう。
“ゾンビから無視され襲われない”チート能力をもつ武村は、避難民を逃がすべく動き始める。だが、“チートの通じない”知性あるゾンビに襲われ、感染してしまう。
助けを求める人々、悪意ある人間、襲い来るゾンビ達――。混沌とした状況の中、武村は意識を失っていく。その視線の先には、必死に駆け寄ってくる少女、深月の姿があった。
迫りくる脅威を排し、新たな避難先に辿り着けるのか!? 大人気シリーズの第三弾! 市役所編、遂にクライマックス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文太
6
今巻で一応完結。前情報である程度は予測していたが、確かに人によっては中途半端に感じてしまいそう。ゾンビものは終わらせ方が難しく全て解決とはならないことも多い。だから個人的にはこのある種のハッピーエンドの終わり方は良かった。ただ、知性体とは決着をつけても良かったように感じる。エロ展開が多いが純粋なゾンビものとしてもすごく面白かった。2021/07/20
dorimusi
4
図書館本 なるほど。確かに終わったのかどうかよくわからん最後。でも終わってても違和感ないかな。一区切りついたのは確かだし。まぁ完全解決できるような状態じゃないし、続けても終わりどころがなかな。 牧村先生はもう良いのか?知性体との決着がちょっと中途半端ではあるけど、倒さないといけないものでも無いしね。 完結ですね。読む前の予想よりずっと良い作品だったと思う。 2022/01/28