内容説明
『神殺しの英雄』山田蓮司は、深い因縁を持つ魔王・シェルファを激昂させ、生まれたての神・ソルネアと、蓮司の相棒であり神を殺す武器でもあるエルメンヒルデを奪われてしまう。彼女達を取り戻すため、蓮司は十二人の英雄達、そして旅の仲間達に、長く隠していたエルの死を告白し、助けを求めるが……。
一方、蓮司を待つシェルファは、ソルネアとエルメンヒルデを吸収した新たなる『神殺し』の巨大なドラゴンを造り、蓮司との再戦を渇望していた。かつてない難敵を前に、はたして蓮司は二人を救うことができるのか――?
「俺は、エルメンヒルデと一緒に生きる」
「英雄ではない」と言い張り続ける男の紡ぐ英雄譚、堂々の最終章!
書き下ろし番外編「十三人と仲間達の平穏」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
13
まとめ買いしたので完結まで一気読み。 表紙と挿絵は可愛らしくて大変良かった。 これは本当に個人的な感想なんだけど、徹頭徹尾勿体付けて引っ張り過ぎ。肝心の主人公の挫折や死に別れた相手などを中々明かさない手法が、最後まで百害あって一利あるぐらいの感じだった。最後の制約の条件も終盤までぼかしたせいでラストバトルも盛り上がらず、なんかこう、最後まで作者の中でだけ綺麗に纏まってる物語の外側を見物させられてる感が半端無かった。 2021/01/03
Abercrombie
2
神殺しの武器を願ったのにも関らず、武器の化身の女に恋してしまった男の物語、最終巻。最後の最後、ぼろくずのように叩きのめされた悪戦苦闘の末、遂に七つ目の誓約が解放されたって云うのに、この達成感、爽快感の無さは何!? ずぅ〜っと重苦しい雰囲気に包まれたままの話だったなあ。2019/06/14
honnsuki
0
完結。良くまとまってた英雄譚だと思う。ただ主人公以外の英雄達の影が薄かったのが少し残念。もう少し全員で戦ってる感を出して欲しかった様にも思う。2017/05/21
サトー(26)
0
とりあえず本編完結した。うまくまとまってたと思う。エルの話を打ち明けるところがあっさりしすぎな気もした。2017/05/09
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