角川文庫<br> 憧れの作家は人間じゃありませんでした

個数:1
紙書籍版価格
¥682
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
憧れの作家は人間じゃありませんでした

  • 著者名:澤村御影【著者】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • KADOKAWA(2017/04発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041052624

ファイル: /

内容説明

憧れの作家・御崎禅の担当編集者になった瀬名あさひ。その際に言い渡された注意事項は「昼間は連絡するな」「銀製品は身につけるな」という奇妙なもの。実は彼の正体は吸血鬼で、人外の存在が起こした事件について警察に協力しているというのだ。捜査より新作原稿を書いてもらいたいあさひだが、様々な事件が持ち込まれる中、御崎禅がなぜ作家になったのかを知ることになる。第2回角川文庫キャラクター小説大賞《大賞》受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariya926

142
角川文庫のキャラクター大賞らしく、キャラがとても素敵でした。吸血鬼と刑事と編集者とネコ(?)。それぞれのキャラが魅力的でずっと読んでいたい気になりました。いつか想いの人が現れる気もします。たまーにキャラが無理やりすぎるシリーズもありますが、この作家さんのは自然な感じで読みやすいです。内容的には、様々な事件を吸血鬼である作家が推理して解決していくミステリー小説です。今回は座敷わらし、狼犬、吸血鬼だと思い込んでいる人間でした。カバーのイラストがイメージと違いました。2021/09/07

ちょろこ

136
また楽しい世界に出会ってしまった一冊。タイトル通り、思い焦がれる憧れの作家さんは人間じゃなかったというぶっ飛んだ設定。人ならざる者の存在。それが関与する事件を処理する異捜。この作家さんが描くとすんなり受け入れられて、入り込めちゃうから不思議。人間とそれ以外の人との共存の崩れから異捜の必要性まで実に理にかなっていて、ストンと腑に落ちるし、とにかく楽しいのが良い。せつない想いを背負ってる御崎といい、一生懸命なあさひといい、みんな魅力的。夏樹くんはイメージが良い方向へと変わったし、オネエキャラの高良が好き。2022/09/16

はにこ

96
准教授高槻〜が面白かったのでこちらも。こちらは御崎の本性が初めから明かされているので、どうしても思い入れが強くなる。吸血鬼になったあらましは悲しい。いつかまた出会えるのだろうか。出会えたら幸せなのだろうか。吸血鬼やら座敷わらしやらが出てきて結構好み。そしてキャラクターがたっててさすがだと思う。2023/01/16

aki☆

77
人外物好きには堪らない一冊♡吸血鬼に座敷わらしに妖狐。和洋入り交じっているのも面白い。吸血鬼の御崎は作家だけど警察の捜査に協力しているので、人外が関わる事件を楽しめるしその際発揮される吸血鬼の力も楽しめる♪ ライトだけど意外とシリアス。事件も御崎の過去も。切なくてウルっと、でも御崎の友人にして刑事の夏樹の存在がカラッとしてくれる。それに妖狐の高良も良い!人外も好きだけど実はオネエキャラも好きなのでテンション上がったww サラッと読めて楽しめた♬.*゚2022/09/29

きむこ

74
『准教授・高槻先生〜』でハマったのでこちらも読んでみた。安心して読める怖くない怪奇系。EXで登場した『異捜』。警察が人でない存在を管理しているとか、なんだか傲慢で納得いかない部分もあったけれど、お互い生きやすくする為にはこれがいいのかな。御崎先生の過去や今の現状が辛すぎるけれど、夏樹という味方もいるし、あさひがまっすぐで好き。キャラの配置とか若干高槻先生シリーズと被る気もするけれどだからこそ安心して読める。全体的には明るくサクサク楽しめました。続編も読もう♡★42023/09/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11635913
  • ご注意事項

最近チェックした商品