ナチュン（５）

著者名：都留泰作【著】

講談社（2017/05発売）

• ISBN：9784063145717

内容説明

沖縄海洋SF、世界征服へジャンプ!?　――――深海の奴隷生活から奇跡的に生還したテルナリは、なんとヤクザ一家をかまえたゲンさんのもと、いよいよ世界征服へ活動開始！　一方、金髪美女・ゼルダも、バチカンの資金をバックに動物実験を繰り返し、半脳の天才数学者・デュラム教授のアイデアの真髄へと迫る。ゼルダとデュラム教授との関係とは…？　ついに緊迫の新章突入。沖縄vs.バチカン、予測不可能な第2部開幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

今一番先の見えない漫画ではないだろうか。沖縄を舞台に、なんともスロースターターな漫画として始まった『ナチュン』は、ようやく物語が動き始めた前巻で第１部が終了し、第２部開始のこの５巻に至ると、堰をきったように怒涛の展開を見せ始める。なんとバチカンが絡んでくるのだ。世界征服の理論とは？　そして神は証明できるのか？　いやはや、まったくもって目が離せない。

2009/07/07

[茶ま太]

泥臭いカオスSF。期待を持たせるスタートから一転、物語はじっくり過ぎる加速で当初は沖縄不思議漫画になってしまうのではという危惧もあったが、前巻あたりから急激に物語は大爆発、先の見えぬ怪物になろうとしている。強烈な汗臭さを伴うシャーマニズムとゴリゴリのハードSFが融合するこのカオス感はそうそう味わえない。前半で打ち切らなかったアフタ、流石だぜ愛してる。　あと、ここにきてこの表紙は詐欺ｗ　旅情漫画とかと勘違いして悶絶する人いればいいなぁｗｗ

2009/06/26

[Hiroki Nishizumi]

全く予想外の展開。何がどうなるのか･･･

2018/11/26

[あさひ]

ドル子の表紙に違和感が。。話しは壮大で荒唐無稽。

2013/08/31

[dododod]

沖縄海洋SFがバチカン宗教SFになってやがる……いいぞもっとやれ！

2009/11/20