双葉文庫<br> 結城半蔵事件始末 : 2 御法度

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双葉文庫
結城半蔵事件始末 : 2 御法度

  • 著者名:藤井邦夫【著】
  • 価格 ¥539(本体¥490)
  • 双葉社(2017/03発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575668148

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内容説明

神田明神裏の伝兵衛長屋に住む青山紳一郎とおはるの浪人夫婦。その二人の命を狙う影が伝兵衛長屋にちらついていた。同じ長屋にすむ飾り結び職人のおゆみと交流のある南町与力結城半蔵は、下男の卯之吉を長屋に張り込ませて青山夫婦を狙う者を探ろうとしていた。その矢先、二人の浪人者が長屋に現れ、おゆみの部屋に押し入ろうとした――。二人の浪人の狙いは何なのか、そして青山夫婦を狙う者の正体とは!? 五か月連続刊行の好評シリーズ第二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tatsuhito Matsuzaki

10
捕物帖の各シリーズで人気の時代小説作家 藤井邦夫さんの「#結城半蔵事件始末」シリーズ第ニ弾。 表題作を含む四話を収録。 ストーリー展開がどの作品も素晴らしいのですが、加えて作品のタイトルが、読後に見返すと一話一話の核心を突くワードとなっていることに気付かせてくれます。 #赤蜻蛉 #復讐鬼 #吹溜り #今日の一冊2023/02/11

のんぶぅ

0
 「人の幸せは、他人との出会いで決まるのかもしれない」、「子供がいまして、見過ごせなかった」、「一組の信じあう夫婦が滅び、信じあう新たな夫婦が生まれた」、「飾り結びの赤蜻蛉は、手拭いに大切に仕舞われていた」、面白かった・・・では、余りにも勿体ないと実感し、面白さの中にあるものを見逃していたことを反省し、「情」とは、思いやりの心であり市井に生きる人々の内に存する、情と行為の間には一瞬の隙もない。情と気配り、慎ましやかさを日々忘れないようにしたい、作者に感謝です。2017/02/17

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