角川文庫<br> 紅の五星 冷たい狂犬

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角川文庫
紅の五星 冷たい狂犬

  • 著者名:渡辺裕之【著者】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • KADOKAWA(2017/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041053867

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内容説明

“冷たい狂犬”と恐れられた元公安調査官の影山夏樹。商用で訪れた東南アジアで、密かに繰り広げられていた各国の暗闘に否応なく巻き込まれてしまった……。作家生活10周年を迎えた著者の渾身作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

88
この作者の「冷たい狂犬」シリーズの2作目です。元公安調査室の手練れがダッチ珈琲専門の喫茶店マスターとして今回はインドネシアに豆の買付けに行きます。そこでテロにあって、さらにフィリピンまで過去にしがらみのある中国のスパイの元締めから頼まれて仕事をします。そこにCIAが絡んだり、爆弾テロのスペシャリストがいたりとして、ゴルゴ13などを思い出してしまいました。ストレス解消にはもってこいです。2019/02/07

ナミのママ

54
『冷たい狂犬』の続編。主人公は元公安調査官で「冷たい狂犬」と呼ばれた影山夏樹。前作の舞台は韓国でしたが、今回はフィリピンです。そして登場人物もストーリーも前作と絡んでいます。いわゆるスパイ小説です。中国・アメリカの諜報員が登場し、逃げる・追う・騙し合いの一冊でした。一作目の方が面白かったかなと思いつつ読み切ってしまいました。シリーズ化されたようなので恐らく次も読んでしまいそう。2017/04/04

future4227

35
シリーズ2作目。007の日本版という感じのスパイ小説。この手のストーリーには欠かせない美人スパイも登場。敵とわかりつつもベッドインしてしまう余裕ぶり。今回はインドネシア・フィリピンを舞台に、前回の敵だった中国情報局と協力しテロリストに立ち向かう。変装、尾行、ハッキングを駆使しながらの諜報戦がスリリング。これを読む限りフィリピンはちょっと怖くて、観光旅行には行けないなぁ。本作の続きは新傭兵代理店シリーズ『凶悪の序章』へと持ち越され、藤堂&影山の夢の最強コンビの競演が実現する。2017/08/26

26
傭兵シリーズに出てきた敵が登場!こちらを先に読んでなくて良かった気がします(^o^)国同士の腹の探り合い、現実にもそうなんでしょうね(>_<)2019/08/31

hiromio

4
面白いと読み始めたら、止まらないのが私の読書。さて、がんがんいきます。スカルノハッタ、そしてスラバヤ通り。スラバヤ通りを少し行くとね。子犬が売ってる通りもあったりして、中国じゃないから、犬は食べないよ。イスラム教では犬は悪魔の使いだし。まあ、メンテン地区の外国人向けに売ってるんだなって。話が逸れたけど、今回も中年叔父さまっぷりが素敵でした。それにしても、毎回007のように、Hなシーンもあって、本当に好み。やっぱり、物語には、ラブもだし、Hなシーンもお約束。さて、3冊目は、どこの国>2018/02/16

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