内容説明
八犬士のうち、犬塚信乃、犬山道節とその妹、浜路との運命の出会い。信乃と浜路の恋の行方は？ 犬田小文吾、犬坂毛野、犬飼現八、犬村角太郎と八犬士続々登場！【承の章】
※本書は、二〇〇七年ブッキング（現・復刊ドットコム）より刊行された『新八犬伝 上の巻』『新八犬伝 中の巻』を改題したものが底本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つねじろう
69
NＨＫと九ちゃんの名口調がなかったらこれほどまでに八犬伝に興味を持ったかというと大いに疑問である。それをそのまま写してくれたのだからファンとすれば垂涎と言う言葉自体を正しく理解出来るサンプルとして学会にでも提出出来るレベルだと思う。ページをめくるたびにその名調子とジュサブローのおどろおどろしい玉梓が蘇る。「我こそは、玉梓が怨霊〜」その時代怨霊を可視化し、かつその恐怖感を植え付けた業績はだれも否定しないと思う。そんなワクワクドキドキする起の巻です。2017/04/03
gonzui
4
承の巻もおもしろく読み進む。嵐やら天狗やらで急展開があり、多少人物相関や時間経過がこんがらがりつつ、転の巻へ。2018/07/14
ぎたろう
4
テンポ良く話が進む進む。ひな衣はやっぱり死んでしまうのね…。明るい展開も期待していたのだが，話の都合上やむを得ないか。けどその後も犬玉梓之介など個性的なオリジナルキャラがいろいろ出てきたりと読者を飽きさせない。早く続刊出ないかな。2017/05/04
Oh!やまびこ
2
面白く読めた(o^^o)読了 この続きは、「転」・「結」の発売を待つとしよう。2017/03/29
ター
1
相変わらずテンポいい！なんか出てきても次のページでいなくなってる！とにかく危機が多いな2020/02/25
