講談社タイガ<br> 夜の瞳 霊媒探偵アーネスト

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講談社タイガ
夜の瞳 霊媒探偵アーネスト

  • ISBN:9784062940641

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内容説明

名探偵は、死者と生者を同時に救う。遺された“想い”が視(み)える英国人霊媒師と、霊感ゼロの相棒が難事件に挑む!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

61
本当に防衛本能で眠り続ける現象があるのかというところに興味をひかれた。アーネストの演奏シーンが超絶美しい。彼は優しすぎるからつらさを抱えてしまうのだろう。2017/03/25

カナン

30
3年間意識が戻らない婚約者を助けてくれと頼まれたアーネストと佐貴。人魚姫の次は眠り姫か、と思ってみたら目を開けないのは王子様の方でした。待ち構えるのは持ち主の運命を狂わせるという美しい人形達。淡いブルーのドレスのプリエール。果たして暗く静かな眠りの底に沈められていたのは、光の中では暴かれたくなかった体と心の激しい痛み。死者ではなく生者を連れ戻すための捜査はアーティへの負荷が半端なさそうなので佐貴君しっかり。「彼」の出番はありませんが、「彼」が欲しがっていたリュミエールは何処に…?と思っていたらお前かぁぁ!2018/04/09

しゅてふぁん

26
前回は人魚、今回は眠り姫(眠っているのは男だけど)。探偵が王子キャラだと遭遇する事件もメルヘンだと感心する連城さんに一票!今回はアーティがしんどそうだった。次こそは二人の出会いの物語かな。楽しみだ。2017/05/15

雪紫

25
再読。本編でも突っ込まれたが今回のモチーフは眠り姫。しかし、眠るのは王子様。いつものように悲しく、関係者全員に救いがある、または救われて欲しい話なのは変わらないけど今回みんなの心を苦しめた諸悪の根源がシリーズでも上位に入るほどゲス過ぎる・・・(終章で上がるのがなんというか)。とりあえず特上カルビの時の連城さんはマジおかん。2020/06/01

まぁち

16
シリーズ5作目。 3年間眠ったままの婚約者を目覚めさせてほしいという依頼を受けたアーネスト。依頼者が言うには人形の呪いではないかと…その人形の前の持ち主は不運な死に方をしたと言う。そして、アーネストの元にやって来た小さな炎の形をしたスピリット。それは何を訴えかけていたのか…ふたつのスピリットを救うため、いつになく不安を抱えながらも必死に動くアーネスト。弱音を吐いたのは相手が佐貴だからだろう。もっと本音が聞けるといいなぁ。事件の真相はつらくも心暖まるもので、今回のお話が一番好きかも。次も楽しみ。2017/04/14

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