内容説明
北関東の山間にたつグループホーム「若葉荘」。そこには元天才少女小説家の世話人と、自在に歳を重ねた高齢者たち、車椅子暮しの元刑事らが暮らす。だが穏やかな日々は、その冬いちばんの雪の日、密室で発見された射殺死体の出現によって破られる。17歳の住み込みスタッフ・綾乃は、一癖も二癖もある住人のなかで隠された因縁を解き明かし、真相に迫ることができるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
21
北関東にあるグループホーム・若葉荘で殺人事件が。つまらなかったわけではないけど、これだったらグループホームじゃなくてもいいのでは…。この舞台設定ならではなお話が読みたかった。2017/09/18
nemuro
8
かなり久々な辻真先。JRでの青森から富良野への帰路、「青森~新青森~新函館北斗~函館」。函館に1泊してから、さらに「函館~札幌」。札幌で会議・懇親会に出席してから、最後は「札幌~滝川~富良野」。そんな車中にて、車窓の景色を眺めたり、ワゴンサービスから買った缶ビールやホットコーヒーを飲みながら、少しずつ読み進め、帰宅して2日目の本日(2017年11月20日)に、ゆったりと読了。延べ5日間にわたって随分と楽しませてもらいました。手抜きなく緻密に書き込まれた作品。読みごたえがあって面白かったです。2017/11/20
yuki
4
内容はドラマ仕立てのミステリーなのでさほど難しくないはずなのに、登場人物が多く関係性が複雑だったり、トリックが分かりづらかったり、なかなか苦労しました。 2015年の作品との事だが、もう少し時代を感じさせる。2021/09/17
りょう
4
解説が、弟子を自称する山口恵似子さんで、ほめてたので文庫を手に取ったんだけど、あたしには、キャラクターがさほど、生きてない気がしてちょっと退屈だったわ。読解力が乏しいんだろうなあ。2017/10/05
ミミネコ
2
一度挫折した本。悔しいので再挑戦。何とか読了したけど、私には読みずらい本だった。2017/10/12
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