内容説明
生きてるほうが、ずっとましだよ。自分が不幸か幸福か決めるのは死ぬ間際でいいんだから。30歳で半身不随、38歳で胃ガン、51歳でくも膜下出血…。3度の悲劇から奇跡の復活を遂げた男とその家族の物語。
目次
プロローグ 「何があっても生き抜く」
第1章 仕事中の事故
第2章 車いすマラソンとの出会い
第3章 胃がんで余命一年の宣告
第4章 奇跡の復活
第5章 長野パラリンピック銀メダル獲得
第6章 くも膜下出血で倒れる
第7章 打たれ強く生きていく
エピローグ 妻と三人の子供たちに支えられて
著者等紹介
野澤英二[ノザワエイジ]
1949年、青森県生まれ。日本障害者クロスカントリー協会会長。青森チェアカーリングクラブ所属。30歳の頃、仕事中の事故で下半身不随になる。以来、車いすマラソンの選手として日本国内・海外の大会で優秀な成績をおさめる。88年ソウルパラリンピック出場まであと一歩のところで胃がんが見つかり、余命1年を宣告される。しかし、強靱な精神力と前向きな努力で奇跡的にがんと共存しながら、トレーニングができるほどまでに回復(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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