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内容説明
定年を迎えた香住武は、昼下がりの散歩中、なんでもない焼きそばとキンキンに冷えたビールのうまさを知ってしまう。そして、ひとり飯の楽しさに目覚めた彼は、心もお腹も満たしてくれる至福の美味しさを探し始めるのだ。「風邪の予感を吹き飛ばす熱々タンメン」「気合入れ過ぎなご馳走スキヤキ」「殿様の麦とろ飯」「民宿の朝ごはん」など、全九編。電子限定おまけに、原作者・久住昌之先生の書き下ろしエッセイを収録した新装版!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
46
孤独のグルメの2番せんじというか孤独のグルメが好きなら、これ読んでも面白いと思います。絵の好みもあるかもしれませんが、これはこれでいいです。2015/09/24
lonesome
42
そうだ!野武士がいい!!この静かに込み上げてくる穏やかな笑い。香住武さん、60歳。タイトルの「野武士のグルメ」の野武士ってそうだったのかあ。見事に予想がはずれた!心の声が面白くて、特に「殿様の麦とろ飯」の回想シーンのテンションに笑ってしまった。一見穏やかそうに見える人がこんなことを心の中で思いながら一喜一憂したり葛藤しながら食事してるのかと思うと自分はどうだっけって考えちゃったさ。そして時々武さんが少し寂しそうに見えるけれど、奥さんと一緒に食べに行くのは野武士の精神に反するからダメなのかな。2015/01/28
yoshida
34
定年を迎えたお父さんが、気ままに独り飯を楽しむ本。「タンメンの日」、「朝のアジ」、「殿様の麦とろ飯」、「かっこ悪いスキヤキ」、「釜石の石割桜」が好きでした。気軽に楽しめる本。2014/09/05
まゆにゃ
33
kindle特価版、メンツ考えればわかるように孤独のグルメ亜種。だが、リタイアした"野武士"だからだろうか、思い出をつまみにビールを呑んでいる傾向が強く、地方出張の際一人飲み屋飯で微妙な思いになったことばかりチクチクとつつかれているような気分にさせられてあまりおもしろく読めたとは言えない。あと、個人的に牡蠣が喰えないという主人公にイラついたりも。2015/04/21
keroppi
31
友人から借りた本。定年退職して自由に食べ歩く。結局、普通のものが美味しいんだな。読んでいると、ビールをぐびっと飲みたくなってきた。2017/06/17