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内容説明
自由すぎる時間を手に入れた香住武(60歳)。春の匂いがする夕暮れ時、彼の目にとまったのは商店街の肉屋さんで売っている惣菜コロッケ。小腹を満たしたい欲求とともに、中学生時代にした買い食いの記憶がよみがえる……。「キャンベルスープと格闘したライスカレー」「サングラス姿でふらりと立ち寄ったパスタランチ」「銀座のそば屋で昼酒&玉子焼き」「握り飯と豚汁の最強コンビ」など、全九編。電子限定おまけに、原作者・久住昌之先生の書き下ろしエッセイを収録した新装版!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
51
なんかイマイチピンとこないのは、ここのところお酒飲むのやめてるせいなのだろうかと思ったりしました。しかし、このわりとどうでもいいところにこだわるところは好きです。2015/09/25
lonesome
35
一巻の感想でも書いたかもしれないけど、武さんの心の声、ちょっと文句大杉漣!もとい、多過ぎ!笑と思ったけど、根っから捻くれた悪い人じゃないのはわかってるから嫌いになれないんだけれど、武さんのイメージする野武士のように振る舞おうとしてそうなれないことの葛藤が美味しい料理や酒で打ち消されるところがこの漫画の醍醐味だなあと思う。あと、「寝覚めの家飲み」でそんなに食い散らかしたら奥さんに怒られるよ!と思ったらやっぱり見つかってウケた。奥さんと会話シーンがないし仲悪いのかとまたしても心配になってしまったさ。2015/10/12
たかしくん。
28
孤独のグルメの「井之頭五郎」に対して、こちらの主人公が大の酒好き! とにかく居酒屋ネタが多く、定年後の自由を謳歌しながらも、寄る歳がそうさせる哀愁がたまりません。2015/04/18
ジロリン
17
1巻よりもいい感じ。作・画の呼吸が合ってきたか?土山先生お得意の「食う時の擬音」技も冴え渡ります。「部活帰りの肉屋のコロッケ」を思い出しながら、つい見栄で二個買っちゃうところや、それに大人の楽しみ「ちょっと高いビール」をプラスする所など、いかにも久住さんらしくて思わずニヤリ。いつもの居酒屋で、いいお酒をお供に秋刀魚の塩焼きを食べて、「最高に幸せ…」と呟く話も大人の味です。夜中に目覚めて、いつのまにか「ひとり台所宴会」になってしまう話は笑える。「呑み」の話が増えたのが酒飲みの私にはウレシイ。2015/03/15
むつこ
14
2巻目は奥さま(後ろ姿)が登場、家でも作ってしまうところが面白い。奥さまの作ったおにぎりを持って外で食べる贅沢さを堪能する時間の使い方もいい。ぜひ、真似したい。2016/06/30