―<br> 幼女戦記 7 Ut sementem feceris, ita metes

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幼女戦記 7 Ut sementem feceris, ita metes

  • ISBN:9784047344075
  • NDC分類:913.6

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内容説明

東部戦線の不毛な泥濘の上とて砲火は途絶えぬ。
第二〇三魔導大隊を中核とするサラマンダー戦闘団もまた、
その狂騒に投げ込まれた歯車の一つ。
よかれ、悪しかれ、蒔いた種は刈り取らねばならない。
戦争当事者ならば、誰が祈らずにはおれようか。
せめて、豊かな勝利の恵みがあれかし、と。
故に誰もが努力し、工夫も惜しまない。
だから、誰もが、蒔いた種の刈り入れを願う。
どこに蒔いたのかも自覚せず、ただ『勝利』を、と。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

63
図書館本 結果は出したはずなのだ。大きな結果を。それなのに……。ターニャ、レルゲン大佐、ゼートゥーア中将のトリオで合唱してもらいましょう。「どうしてこうなったのだー!!!」2020/12/07

こも 旧柏バカ一代

31
大勝利のはずが更なる泥沼へ突入する。。。勝ちすぎてブレーキが効かなくなった。2019/10/18

SIN EIM

30
【勝って不利に】勝利するたびに敗北が近づく。平等をスローガンとする国が人の命と財産を粗末に扱う。富と地位のあるものが戦争を望み、鉄砲で直接人を殺す人よりも、後方で殺し合いを続けさせる方が残忍となる。戦争という状況の中、広がる矛盾と意見の行き違いが描写されている。ライトノベルではめったに味わえないタイプの読後感がある。それはリアルを土台に物語が進んでいるためだろう。今までは第一次世界大戦をもとに進んでいたけど、勝てなかった所で勝ったので歴史とは違う道に差し掛かったことになるのか?2025/03/01

鐵太郎

24
泥沼の戦線で一進一退しつつ、大戦略を駆使して戦闘で勝利を重ねる帝国軍。その一翼を担うターニャ・デグレチャフ中佐指揮下のサラマンダー戦闘団と第203航空魔導大隊。まことに良い状況であるはずなのだが、終戦への糸口は一向に見えず、同盟国であるが中立を保っているイルドア王国を介した停戦交渉はなかなか進展しない。泥沼そのもの。その混乱した政治状況の中で、ターニャの戦闘団の上にレルゲン戦闘団なる幽霊組織が存在することになると共に、イルドアの大佐の観戦武官を押しつけられることに。これもまた、泥沼。やれやれ。2022/12/03

Susumu Miki(Dik-dik)

24
観戦武官受け入れとか、超メンドくさい(笑)。挙句の果てに本巻の結末は究極の「どうしてこうなった!」なのでした。サラマンダー戦闘団への試練は続く…。2017/03/17

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