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内容説明
新種の生命体・ヘドロから「白馬の騎士」として作られた人造人間ヘドロさん。誕生したばかりの彼女は善悪の基準があいまいだが、純粋な心の持ち主だった…。
【収録内容】
・第1話~第4話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
allite510@Lamb & Wool
9
もぞクリ作品には、どこか不具合のある登場人物ばかりが登場する。人助けしようとする話だけど、何一つスッキリ解決したりなどしないし、たいてい取り返しがつかないことになってやりきれない。ちょっとティム・バートンの世界のようでもある。そしてたぶん、とても読者を選ぶ。死にそうに疲れ果てても「もういいや、答なんて出ないんだから次行こう!」って言えないような、めんどくさい人のための救いの書かもしれない。「調子悪くて当たり前」って、みんなもっと言っていい。2019/06/29
オザマチ
8
可愛い中に闇がある。2023/07/23
ネリ
3
りもん先生の話はなかなか衝撃的。クラウネッサの誕生後の第一声が凄い好き。2017/03/23
たんかともま
2
まず、絵柄が好き。ヘドロから生まれた主人公は善いことを求められ善いことをするも結果的には悪い状況になるという哀しさ。失敗ばかり、というより、どうしようもないような現実には善も悪もない印象。周りのキャラクターも個性的かつ可愛らしく、しかし、どこか二面性というか影がある。人助けの人に自分を入れない主人公の危うさを感じるも、それについての挿話もあり、意図的だとわかる。まだまだ、新生活という感じだ。擬似的な母と子の関係、自己犠牲、悪から善を生めるか、口に出す言葉と内面との差異、コミュニケーションなど盛りだくさん。2022/02/21
ねこまし
2
この方は、すごい繊細な部分を、とても丁寧に掬い出して、しかもそれをポップに描けるので、すごい。2017/05/24